沼津市長と意見交換
2025-08-07 13:38:44

静岡ベンチャースタートアップ協会が沼津市長と意見交換し地域活性化に挑む

静岡ベンチャースタートアップ協会が沼津市の市長と意見交換



2025年8月6日、一般社団法人静岡ベンチャースタートアップ協会(SVSA)の篠原豊理事長をはじめとするメンバーが、沼津市の賴重秀一市長を公式に訪問しました。この訪問は、官民を挙げて地域の活性化に向けた取り組みを促進するための重要なステップであり、市長との意見交換が行われました。

沼津市の現在の課題


賴重市長は、沼津市から大学進学や就職を理由に離れていく若者が多いことを深刻な課題として挙げました。とはいえ、沼津は東京圏への便が良く、自然や文化、エンターテインメントなど、多彩な資源が存在します。そのため、地域の可能性を最大限に引き出すために、起業家やスタートアップの人材を歓迎する姿勢を強調しました。市長は、このSVSAの訪問が地域の次のステージへの大きな一歩になると感じています。

SVSAの提案


表敬訪問において、SVSAからは今後の連携に関する3つの提案がありました。まず一つ目は、地域資源を活かしたスタートアップ支援です。小学校高学年からアントレプレナーシップ教育を導入し、地元高校と連携を図ることで、若者の起業への関心を高める環境作りを進めます。これにより、地域内での人材の定着やUターンの促進が期待されます。

二つ目は、沼津の特性を活かしたクリエイターや起業家との共創支援です。地域の商店街や文化資源をスタートアップと繋げることで、新たな経済圏と文化の結びつきを作り、地域の活性化につなげていく計画です。

三つ目は、東部・伊豆地域との広域連携を強化し、海外スタートアップの誘致や地域特性を活かしたグローバルな起業家育成を行うというものです。このために、行政や教育機関、企業と連携し、地域に根ざしたイノベーションエコシステムの構築を目指します。

スタートアップ拠点の創出


SVSAはさらに、地域住民の意見を尊重しつつ、オフィスや実証実験、地域交流の場として活用できるスタートアップ拠点の創出を提案しています。住民と共に育てる場所を作り上げ、地域に新たな価値を提供することを狙いとしています。

最後に


静岡ベンチャースタートアップ協会は、地域経済の活性化を図るため、数々の支援プログラムやネットワーキングイベントを実施しています。これからも地元の大学や研究機関との連携を深めながら、静岡県全域でのスタートアップエコシステムを活性化させる取り組みを続けていくでしょう。今後の展開に期待が高まります。


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会社情報

会社名
一般社団法人静岡ベンチャースタートアップ協会
住所
静岡県浜松市中央区高林一丁目8番43号
電話番号

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