京都の隨心院で楽しむ！和傘と紅葉の幻想的なコラボレーション

京都市山科区に位置する真言宗大本山・隨心院が、今年の秋に特別なイベントを開催します。『和傘の光彩展』が11月1日から12月1日まで行われ、色とりどりの和傘が境内を鮮やかに彩ります。このイベントは、紅葉と和傘、さらに寺院の独特な建築が織りなす美しい景観を体験する絶好の機会です。

和傘の光彩展について

開催初日の11月1日から、『能の間』には多彩な和傘が並べられ、特に紅葉の美しい季節にぴったりな装飾が施されます。紅葉の赤や橙と煌びやかな和傘の色合いが相まって、息をのむような景色を楽しむことができます。境内は普段は静かな雰囲気で、ゆっくりと落ち着いてその美しさを堪能できます。

- 開催期間：11月1日（金）～12月1日（日）
- 時間：9:00～16:00（閉門16:30）
- 拝観料：大人1,000円、中高生500円※保護者同伴の小学生以下は無料。

秋の夜間特別拝観

11月22日からは、夜の特別拝観が登場します。昼間の紅葉の色合いとは異なり、夜間は和傘から漏れる淡い光が、寺院全体を温かい色調で満たします。訪れる人々は、四季の移ろいを感じながら、昼と夜の違いを楽しむことができます。

- 期間：11月22日（金）～12月1日（日）
- 時間：18：00～20：00（閉門20：30）
- 拝観料：700円、中学生400円

同時開催の秋季非公開文化財特別展

この特別展では、重要文化財の秘仏『如意輪観世音菩薩』が公開され、貴重な仏像を間近で拝観できます。普段は入ることができない内陣や特別な場所への立ち入りも可能ですので、特別な体験が待っています。

- 開催期間：11月1日（金）～12月1日（日）
- 時間：9：00～16：00（閉門16：30）

隨心院の魅力とは

隨心院は988年に創建された歴史ある寺院で、数多くの映画やテレビドラマの撮影にも利用されています。特に最近では、映画『るろうに剣心』や『レジェンド＆バタフライ』などに登場し、観光スポットとして注目を集めています。さらに、カラフルなデザインの御朱印が女性に人気を集め、毎年デザインが変わるため、収集する方も多いです。