コロナ時代のメディア
2020-05-26 10:50:04
新型コロナ禍におけるメディア接触の変化と折込広告の現状
新型コロナウイルスの影響を受けた昨今、私たちのメディア接触状況に大きな変化が見られます。調査結果によると、テレビ、新聞、インターネットの利用が増加し、「家庭内メディア」の重要性が増していますが、折込チラシの数は減少しています。
メディア接触状況の変化
調査によれば、テレビや新聞、インターネットにおいて、3割以上の人々が「接触が増えた」と回答しています。これは、外出自粛により、自宅でメディアに触れる時間が増えたことを示しています。一方で、「新聞折込広告」に関しては、53.5%が「減った」との回答があり、特にスーパーやドラッグストアなどでの販促活動が控えられたことが影響しています。これにより、日常の買い物計画が立てづらくなっているという現実が浮き彫りになっています。
折込チラシの減少
多くの利用者からは、折込チラシが減ったことへの不満や困惑の声が寄せられました。特に、「必要なものを事前に確認してから買い物に行きたい」といった意見が目立ち、購入計画の立案における役割を果たしていることがわかります。効率的な買い物を求める中で、折込チラシの重要性は増しているのではないでしょうか。
生活必需品としての折込チラシの需要
利用者たちが折込チラシに寄せる声は、情報源としての価値を示しています。「スーパーの折込チラシが増えてほしい」という声は82.7%に達し、続けてホームセンターやドラッグストアなどの折込チラシも増加が望まれています。外出自粛が要請される中で、買い物情報を効率的に得る手段としての折込チラシの需要が高まっているのです。
調査概要
この調査では、2020年5月11日に読売新聞のオンライン会員を対象にアンケートが実施されました。全国から有効サンプル9,922件を集めました。調査を行った株式会社読売ISは、広告メディアに関するトータルサービスを提供しており、生活情報の提供に力を入れています。
結論
新型コロナウイルス禍により、私たちの生活やメディアとの接触方法が変化する中で、折込チラシの減少は生活者にとって大きな影響を与えています。今後、効率的に情報を得ることが求められる中で、折込チラシに対する需要は高まり続けるでしょう。
会社情報
- 会社名
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株式会社読売IS
- 住所
- 東京都中央区日本橋人形町3-9-1
- 電話番号
-
03-5847-1500