AIと就職活動の変化
2026-05-26 12:10:08

AIの利用が進化する就職活動、全国大学生の67%が変化を実感

2027年卒業予定大学生、AI活用が進む就職活動



株式会社マイナビが発表した「2027年卒大学生キャリア意向調査4月」によると、就職活動においてAIを活用している大学生の割合が82.7%に達しました。昨年との比較で18.3ポイントの増加を記録し、今後の就職活動におけるAIの重要性がますます高まっていることが示されています。

AIの用途


調査では、AIを利用する目的として最も多かったのはES(エントリーシート)の推敲で71.8%、次いで面接対策が56.2%、さらにはESの作成が55.0%でした。これらの数字は、AIが学生にとってどれほど頼りにされているかを物語っています。特に面接対策については、昨年対比で19.6ポイントの大幅な増加が見られ、大学生たちのAIへの信頼が強まっていることが伺えます。

自己判断への不安


興味深いことに、回答の中には「自分だけの考えで決めるのは不安だからAIを利用する」と述べる学生が約30%存在しました。AIの利用は単に便利さから来るものではなく、不安を軽減するための手段としても利用されているのです。これにより、AIは学生たちにとっての心の支えとしての役割を果たしています。

相談経験


調査の結果、就職活動でAIに相談した経験があると回答した学生は47.6%に達しました。具体的には、「将来の不安」や「面接の失敗への愚痴」などのストレスをAIに話すことで心の負担を軽減しようとする人が多いことが確認されています。また、自分の進むべき道について幾つかの選択肢がある中で、どの選択を優先すべきか迷った際にもAIを参考にしていることがわかりました。大多数の学生は、AIの回答を参考情報とし、自身の判断材料の一部として考慮しています。

業界への影響


AIの普及により、就職活動に変化があったとする学生は62.6%と回答しています。具体的には、AIを利用することで「人に相談する代わりにAIを使っている」という意見が多く寄せられました。また、AIによって「代替されにくいと感じる業種に応募」する傾向が顕著になり、志望する業種の選考を見直す学生もいたことが示されています。

結論


今回の調査結果から、AIが現在の就職活動において必要不可欠な存在となりつつあることは明らかです。情報を整理し効率的に作業を進めるだけでなく、精神的なサポートを求められる存在に変化してきているのです。学生たちがAIを使用している理由としては、もちろん効率性が大きいですが、それに加えて自己判断への不安やストレスの軽減を求める傾向が観察されました。「正解のない選択」の中で、AIは重要な役割を果たしつつあり、学生たちは最終的な判断を自身で下す大切さを忘れないでほしいと、マイナビキャリアリサーチラボの中島英里香さんは語ります。

この調査の詳細は、こちらから確認できます


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