名古屋初の長期優良住宅認定賃貸マンション
名古屋市東区に新たに建設中の賃貸マンション「(仮称)東区・S社マンション」が、名古屋市内の賃貸物件として初めて「長期優良住宅」の認定を受けました。この認定を取得したことは、居住者だけでなく、次世代に向けた良質な住宅ストックの提供に貢献するものです。
長期優良住宅認定の目的と意義
長期優良住宅認定は、住宅の長寿命化を促進し、地域や環境に優しい暮らしを実現するために設けられた制度です。この制度により、耐震性や省エネ性能など、さまざまな基準を満たした住宅が評価されます。今回の「(仮称)東区・S社マンション」の認定は、彼の建物がこうした基準をクリアした結果と言えるでしょう。
「(仮称)東区・S社マンション」の特徴
賃貸マンション「(仮称)東区・S社マンション」では、以下のような優れた技術と理念が取り入れられています。
1. 劣化対策
水セメント比を45%以下に抑えたコンクリートを使用しており、耐用年数約100年以上を見込んでいます。
2. 耐震性
日本の建築基準法の1.25倍の地震力に耐えられる設計を施しており、非常に高い耐震性を実現しています。
3. 可変性
将来的な間取りの変更に対応できるよう、階高を約2.96〜3.16mに設定しており、長期にわたる生活に柔軟に対応出来るよう工夫されています。
4. 省エネルギー性
すべての住戸にペアガラスが採用されており、断熱材の厚さも通常比約1.6倍という高い性能を誇ります。これにより、冷暖房の効率が向上し、居住空間を快適に保つことができます。
建設の背景と今後の展望
髙松建設株式会社は、これまでも「ブライトロード西宮」などの優良住宅を手がけてきた実績がありますが、長期優良住宅認定物件はこれで2件目の取得となります。当社の取り組みは、入居者が求める性能を提供することであり、今後も長期優良住宅の提案を積極的に行っていく方針です。
物件概要
- - 所在地: 名古屋市東区泉1丁目2129番
- - 交通: 名古屋市営地下鉄桜通線「久屋大通」および「高岳」駅から徒歩3分
- - 敷地面積: 761.00㎡(230.20坪)
- - 延床面積: 5,676.98㎡(1,717.28坪)
- - 構造: 鉄筋コンクリート造13階建
- - 総戸数: 75戸
- - 間取り: 1LDK~4LDK
- - 専有面積: 41.16㎡~128.93㎡
- - 賃料: 87,000円~210,000円(入居募集予定住戸に対応)
- - 設計・施工: 髙松建設株式会社
建設スケジュール
- - 着工: 2014年9月
- - 竣工: 2015年11月予定
- - 入居開始: 2015年12月予定
快適な住環境を実現
「(仮称)東区・S社マンション」は、「安心・安全・快適・健康」をテーマに多角的な取り組みを進めています。共用部分にはエアシャワー室を設置し、住戸内には花粉除去フィルター付きの24時間換気システムなど、居住者の健康を守るための配慮が施されています。
このマンションは、単なる住まいではなく、長期にわたる安心で快適な生活を提供する新しい形の住宅として、多くの人々の注目を集めています。今後、このような動きが全国に広がることが期待されています。