大阪で実施されたマネジメントセミナー
2025年3月11日(火)、株式会社イマジナが大阪市北区で「管理職が企業成長の鍵—実践的マネジメントセミナー」を開催しました。このセミナーは、少子高齢化や労働人口の減少が進む関西において、企業の持続的な成長を支えるための管理職育成に焦点を当てたものです。
関西地域の脆弱なリスク
大阪・関西地域では、65歳以上の人口が全体の26.1%を占めており、これに伴う生産年齢人口の減少は企業にとって大きな課題となっています。特に、経営層と現場を結ぶ役割を果たしている管理職の育成不足が、組織全体のパフォーマンスを下げる要因となっているのです。管理職が適切に育成されていない状況は、まるで橋の中央が崩れてしまうようなもので、経営層と現場の努力が無駄になってしまう危険性があります。
多様な業種の参加者
このセミナーには、製造業、IT、サービス業、小売業など、様々な業種から約30名の経営者や管理職、人事担当者が集まりました。特に中小企業の経営者が多かったことが印象的です。参加者の7割は「管理職育成の具体的手法を知りたい」という明確な目的を持って来場しました。このことから、企業における人材育成が早急な課題であることが浮き彫りとなりました。
セミナーの内容は、株式会社イマジナの代表取締役である関野吉記氏が、ハーバード大学の心理学者によるマネジメント理論を紹介しながら、スターバックス、ナイキ、ディズニーなどの成功事例を交え、管理職育成の重要性や具体的な手法を解説しました。特に、「伝える力」や「伴走する力」の強化が、組織全体の生産性向上や人材の定着にどれほど重要であるかが強調されました。
参加者の反響
セミナー後のアンケートでは、「理論だけでなく実践に繋がる具体的な事例が多かった」「管理職の役割の重要性を再確認した」「即座に実践できる手法を学べた」といったポジティブなコメントが多数寄せられました。一人の参加者は、「自社の管理職育成プログラムを見直す機会を得た」と語り、早速具体的な取り組みを検討する動きがみられました。
続くプログラム
参加者からは「もっと深く学びたい」「社内全体で意識を共有したい」という声が多く上がったことから、株式会社イマジナは2025年4月8日(火)に再度、より実践的な内容を追加した「超実践的マネジメントセミナー」を開催することを決定しました。関野氏は、「管理職の育成は一朝一夕にはいかないが、適切な方法を持続的に実践することで必ず組織が変わる」と述べ、関西の企業との積極的な連携を望んでいます。
この次回のセミナーでは、特に反響の高かった「部下との効果的なコミュニケーション」「時間管理術」「チームモチベーションの向上施策」などに焦点を当て、さらに具体的な手法を紹介する予定です。
セミナーの詳細
- - 日程:2025年4月8日(火)
- - 時間:10:00〜11:30(9:45開場)
- - 場所:ブリーゼプラザ 〒530-0001 大阪市北区梅田2-4-9
- - 参加費:無料
- - 講師:関野 吉記
- - 申込URL:こちら
関野吉記について
関野氏は、15歳でアメリカに渡り、26歳でニューヨークにて株式会社イマジナを設立しました。「社員を活かす教育」の重要性に気づき、人材育成や理念浸透に特化した企業支援を行っています。これまでに2,850社に支援を行っており、特に管理職の育成に力を注いでいます。また、多数の著書を発表し、社員が共感を集めるための教育の重要性を広めています。
このセミナーは、関西地方における組織力強化の貴重な機会となり、多くの企業が人材育成に取り組むきっかけとなることでしょう。興味のある方は、ぜひ次回のセミナーにご参加ください。