PARTYが新たなステージへ
株式会社PARTY(東京都渋谷区)は、ビジネスプロデューサー中馬和彦氏をエグゼクティブアドバイザーとして迎え入れることを発表しました。この人事は、同社が新規事業開発やエンターテインメント分野での活動をさらに強化し、スタートアップとしての魅力を高める意図を持っています。
エグゼクティブアドバイザー選任の背景
PARTYは2021年に設立されたスタートアップスタジオ「combo」を通じて、大企業と起業家の卵が手を組むことで新たなビジネスを生み出すことに注力してきました。「combo」では150社以上に対するアドバイザリーや、30社以上のスタートアップへの出資を行い、ディスラプティブな事業や未来の体験を数多く世に送り出しています。今回は中馬氏を迎えることで、その活動を一層加速させたいとの思いが込められています。
中馬氏は、これまで日本国内におけるスタートアップへの投資において広く知られた存在です。特に、2020年にプロデュースした「バーチャル渋谷」は、自治体公認の都市連動型メタバースとしてコロナ禍においても人々の交流と新しい形のエンターテインメントを提供しました。このような過去の実績を持つ中馬氏の加入により、PARTYの展開はさらに活気を帯びることが期待されています。
未来の体験を共に創造
中馬氏は新たにPARTYに加わることに対し、「インターネットの登場以降、デジタル空間はクリエイティブとテクノロジーによって新たな価値を生み出してきました。今後とも世界中のあらゆる体験をアップデートするために貢献していくことを楽しみにしています」と語っています。この発言は、PARTYのミッション「ナラティブとテクノロジーの力で未来の体験を創り出す」という理念と深く共鳴しています。
一方、PARTYのファウンダーである中村洋基氏も中馬氏を高く評価し、彼の加入が「日本におけるイノベーション創造の第一人者」であるとコメントしました。彼は、PARTYとcomboが共に明るい未来を描くための新しい価値創造に向けて邁進していくことを期待しています。
エンターテインメントの新境地
PARTYが注力するエンターテインメント分野は、デジタルとリアルが交差する新たな波を迎えています。中馬氏の経験を活かし、今後も多岐にわたるスタートアップの支援や、新しいIPの価値を生み出すプロジェクトが展開されるでしょう。興味を持つ企業や投資家に向けて、PARTYは積極的に連絡を呼びかけています。
最終的に、PARTYは「未来の体験を社会にインストールする」という理念のもと、企業としての成長と斬新なビジネスモデルの構築を目指していくのです。
中馬和彦氏のプロフィール
中馬氏は、KDDIでオープンイノベーション事業を推進し、数々のスタートアップへの投資を通じて高評価を得てきました。また、「バーチャル渋谷」や「αU」などのプロジェクトを手がけ、高輪GWシティの「空間自在プロジェクト」にも関与しています。現在は、みずほフィナンシャルグループにおいて新規事業を統括しつつ、政財界の様々な団体においても活躍しています。
PARTYについて
PARTYは、未来の体験を社会にインストールすることを目指すクリエイティブ集団です。独自のメタバースエンジン「VARP」を駆使し、数多くの実績を手にしています。また、アートに関連する様々な新規プロジェクトにも取り組み、最新テクノロジーとストーリーテリングを組み合わせた斬新な体験を提供しています。これからのPARTYの活躍に、益々の期待が集まります。