朗読劇『父と暮せば』新宿で上演決定
井上ひさしの名作、朗読劇『父と暮せば』の上演が2024年11月7日から11月10日まで、新宿シアタートップスで行われます。この朗読劇は、1994年に初演された作品で、第二回読売演劇大賞優秀作品を受賞した素晴らしい物語です。現代に生きる私たちにも深い感動を与えるこの作品のチケットは、2024年10月1日(火)12:00からカンフェティにて販売される予定です。
物語の背景
『父と暮せば』の舞台は昭和23年の広島。主人公美津江は、図書館で出会ったまじめな青年に恋をします。しかし、その恋が展開する中で、美津江は原爆で亡くなった父の霊と向き合うことになります。父は美津江の恋を応援しようとするも、彼女は幸せを願いつつも自分自身の後ろめたさから躊躇してしまいます。時代背景をはじめ、父と娘の絆、さらには戦争の悲劇を描いたこの物語は、今もなお多くの人々の心に響きます。
豪華キャストが挑む
今作では、竹造役を演じるのは、舞台や映像で多彩な演技を見せる梶原善です。彼は、井上ひさしの戯曲に触れ、自身の感情と向き合いながら役を演じようとしています。彼は原爆の悲惨さについて毎年思いを寄せており、そんな思いをこの作品を通して伝えたいと語っています。
美津江役を務めるのは、鈴木絢音。彼女は乃木坂46の卒業後初となる連ドラ出演で、その存在感を大いに示しました。この役に対して彼女は非常に悩んだものの、逃げずに挑むことに決め、全力で演じ切る覚悟を表明しています。観客との出会いを楽しみにしている彼女の姿勢が印象的です。
演出には岡本貴也
演出を手がけるのは岡本貴也。彼はこの戯曲に初めて向き合った時、原爆に対する理解が不十分であったことを痛感したと語っており、そのメッセージを観客に届けることの重要性を強調しています。彼の意気込みが、作品全体にどのように影響を与えるのか非常に楽しみです。
公演情報
この朗読劇の公演は、新宿シアタートップスで行われます。公演日時は以下の通りです:
- - 11月7日(木) 19時
- - 11月8日(金) 15時/19時
- - 11月9日(土) 13時/17時
- - 11月10日(日) 13時/17時
チケット料金は7,000円(全席指定、税込)。初日のチケット販売は10月1日より開始され、早めの購入をおすすめします。この機会に、名作『父と暮せば』をぜひ体験してみてはいかがでしょうか。チケットや詳細については、
公式ホームページでチェックしてください!
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