抹茶の新たな楽しみ方を提案するSunny Apricotの挑戦
宮城県名取市に本社を持つ株式会社サニーアプリコットは、家庭からプロの厨房まで抹茶の楽しみ方を広げる新商品「おうち抹茶スターターセット」を2026年8月25日に発売します。この新セットは、人気の「Barista Grade」に加え、味わいや用途に応じた「Premium Grade」と「Select Grade」の2種類を展開します。どちらも国産有機抹茶を使用しており、自宅で簡単においしい抹茶を楽しむことができる内容が魅力です。
起業の背景
代表の佐々木長武は、国家公務員として15年の経験を持ちますが、転機は7歳の娘の突然の病気でした。この経験から、家族とともに過ごす時間を大切にしながら働く方法を模索し、2025年1月にサニーアプリコットを設立しました。事業の軸として、日本茶、特に抹茶を選び、日本茶インストラクターの資格も取得しました。
新商品の魅力
新たにラインアップに加わる「Premium Grade」および「Select Grade」では、自宅で簡単に抹茶を楽しむための専用シェイカーも同梱されています。水やミルクと組み合わせるだけで、抹茶ラテやスイーツなど、様々な楽しみ方ができます。特に「Barista Grade」は、シェイカーを使って振るだけで約11秒という手軽さで、お茶をもっと身近に感じられる一杯を提供します。
飲食店とのコラボレーション
さらに、同社は宮城県岩沼市のフレンチレストラン「Restaurant Cache-Cache」へ、製菓用抹茶の提供を開始しました。このレストランは、フランスのレストランガイド『ゴ・エ・ミヨ』に連続して掲載されており、素材本来の味を生かした美しい料理が特徴です。このコラボレーションにより、家庭向けの抹茶缶と加賀山中塗の抹茶シェイカーも店舗で購入できるようになります。プロの料理人から得られるフィードバックも、今後の商品の開発に活かし、より良い商品づくりにつなげることを目指しています。
宮城の素材との連携
Sunny Apricotは、抹茶そのものだけでなく、地域の素材と組み合わせた新しい提案も行っています。仙台いちごや利府町の和梨を使ったクラフトジャムを用いた季節のフルーツ抹茶ラテなど、地元の特色を活かした商品展開が、消費者から支持されています。最近行ったMakuake企画では、目標の569%を達成し、ファンからの熱い応援を受けて、新たな挑戦を続けています。
健康を意識した抹茶の普及
抹茶に含まれる健康成分が近年注目される中、Sunny Apricotは「おいしく、健康的、続けられる」をコンセプトに、家庭向けに抹茶をアプローチしています。ただの嗜好品ではなく、日常的に楽しめるものとして、地域の素材と融合し、消費者に訴求していきます。
未来への展望
サニーアプリコットは、今後も地域の農家や飲食店との連携を強化し、抹茶を通して宮城の魅力を全国に伝えたいと考えています。地域の物語や背景を大切にしながら、新しい商品のアイデアを生み出し続けることが、彼らの目指す方向性です。地域の素材と技術を生かした抹茶の新しい楽しみ方が広がることで、より多くの人に抹茶の魅力が届き、家庭での抹茶体験が増えることを期待しています。