スターツ出版文庫が贈る新刊小説5作品の魅力に迫る

大人気のライト文芸レーベル、スターツ出版文庫から待望の新刊が登場しました。9月28日（土）、全国の書店に並ぶ新しい小説たちは、多様なジャンルと魅力的なストーリーを備えています。ここでは、注目の5作品を詳しくご紹介します。

1. 『青い月の下、君と二度目のさよならを』

著者：いぬじゅん / イラスト：あめのじゃく
税込価格：759円
ISBN：978-4-8137-1640-2

物語の主人公である高校生の実月は、子供のころに読んだ絵本『青い月の伝説』を信じ、その存在を追い求めます。彼女が青い月を見つけ、黒猫に導かれた先に待つのは、生徒の幽霊たちとの出会いです。幽霊たちの「思い残し」を解消する使命を担うことになった実月は、密かに思いを寄せる幼なじみ・碧人と共にその役割を果たしていきます。しかし、二人に隠された悲しい秘密が徐々に明らかになり、感動のラストへと導かれていきます。

2. 『きみと真夜中をぬけて』

著者：雨 / イラスト：アキヤミ
税込価格：792円
ISBN：978-4-8137-1642-6

不登校に悩む蘭は、真夜中の公園での時間が唯一心の安らぎでした。そこで出会った高校生・綺との友情が、蘭の心に少しずつ変化をもたらします。綺との交流を通じて、蘭は日常に前向きな気持ちを取り戻し、自分自身を再発見していく過程は、青春の温かいストーリーです。

3. 『49日間、君がくれた奇跡』

著者：晴虹 / イラスト：ajimita
税込価格：759円
ISBN：978-4-8137-1641-9

いじめに苦しんでいたゆりは、自ら命を絶とうとしますが、目覚めたのは49日前にタイムスリップした別人の姿でした。美樹として過ごす中、前向きで明るい隼人との出会いが彼女の心を変えていきます。新しい人生の中で感じる愛情と希望が描かれ、感動的なラストを迎えます。

4. 『妹に虐げられた無能な姉と鬼の若殿の運命の契り』

著者：小谷杏子 / イラスト：ボダックス
税込価格：737円
ISBN：978-4-8137-1643-3

半妖の少女・藍は、鬼の家族に虐げられた日々を送る中で、鬼の次期当主・黒夜清雅に見初められます。彼からの愛の言葉を受け取ることで、自身の価値を再認識していく藍の成長物語は、愛と運命の絡み合いを描いています。

5. 『追放令嬢からの手紙』

著者：マチバリ / イラスト：中條由良
税込価格：759円
ISBN：978-4-8137-1644-0

王太子から婚約破棄された公爵令嬢リーナの物語。手紙を通じて過去と向き合い、彼女の行方を追う周囲の人々の視点が交錯します。彼女の存在がどう物語に影響を与えるのか、緊張感のある展開が繰り広げられます。

これらの作品は、多彩なテーマやストーリー展開が楽しまれるライト文芸の魅力を詰め込んでいます。ぜひ書店で手に取って新しい物語の世界を感じてみてください。