大和証券がGX人材育成の取り組みを強化！284名が「GX検定」を受験

大和証券は、企業のサステナビリティを推進するためにGX（Green Transformation）人材の育成に力を入れています。本年、同社では284名が「GX検定ベーシック」を受験するという大きな成果を上げました。

このGX人材育成プログラムは、株式会社スキルアップNeXtが提供するもので、全社員を対象にした幅広い基礎的な研修が行われています。これにより、「スキルアップGreen」と呼ばれるカリキュラムのもと、従業員はサステナビリティやGXに関連する知識を体系的に学ぶことができるようになりました。

導入の背景

大和証券では、以前から年に1回、全社員を対象にした研修を行っていましたが、その内容はサステナビリティやGXに特化したものであるとは言えませんでした。従業員が顧客を支援する際には、より専門的な知識が求められるようになってきています。そこで、GX人材育成に特化したプログラムへの移行が決定されました。

導入の効果

新たに取り入れられたプログラムでは、GXに関するビジネスポテンシャルを的確に把握できるようになるため、社員は業務に対する自信を深めています。特に、経営理念としてサステナビリティを重視する大和証券にとって、この教育プログラムは企業全体の価値観に沿ったものであり、業務の質を飛躍的に向上させる要因となっています。

支援内容のポイント

スキルアップNeXtのプログラムは、GXの基本知識を網羅的に理解できるもので、受講者がその学びを定着させるための様々な工夫が施されています。具体的には、講座と検定を連動させることで、知識の習得度合いを確認することが可能となり、参加者は自身の成長を実感することができます。

2024年のイベントへの出展

さらに、大和証券は2024年10月に開催される「脱炭素経営EXPO【秋】」にも出展することが決まっています。このイベントでは、サステナビリティに関する最新情報や、GX人材育成の事例が紹介される予定です。出展ブースでは、大和証券がどのようにしてGX人材育成を推進しているのか、具体的な取り組みが発表されると期待されています。

スキルアップGreenについて

株式会社スキルアップNeXtは、GX/SX人材を育成する教育研修を提供し、入門から実践、守りから攻めまでをカバーする体系的なカリキュラムを通じて企業のGX及びサステナビリティ経営を支援しています。また、環境省認定制度「脱炭素アドバイザー」の認定資格を運営し、GXに関するさまざまな検定を実施しています。

これにより、企業や個人が環境に配慮した意識を高め、実践的なスキルを磨く場を提供しつつ、業界内でのGX人材の重要性を強調しています。今後も大和証券とスキルアップNeXtの協力関係がさらに深まることが期待されます。