展覧会概要
国際陶磁器フェスティバル美濃'17は、岐阜県多治見市を中心に開催される世界最大級の陶磁器祭典です。このイベントは1986年に始まり、3年ごとに開催されています。今年は11回目の開催を迎え、セラミックバレー“美濃”が注目を浴びています。
開催の意義
この祭典は、陶磁器のデザインと文化を国際的に交流させることを目的とし、地域の陶磁器産業の発展を促します。また、名誉総裁には眞子内親王殿下を迎え、総合プロデューサーにはサッカー元日本代表の中田英寿氏が就任。このような著名な方々の参加により、イベントの権威がさらに高まります。
デザインと文化の発信
特に注目すべきは、フェスティバルのポスターを手掛けた佐藤卓デザイン事務所によるデザインです。「MINO」の文字で作られた器や拡声器が描かれ、“美濃から世界へ”というメッセージを強調しています。
国際陶磁器展美濃
本フェスティバルのメインイベントである国際陶磁器展美濃は、斬新な作品を集めた国際的なコンペティションです。今回は60以上の国と地域から集まった作品がひしめき合い、著名な審査員たちによる選考が行われます。これにより、陶芸の枠を超えた新しい視点が提示され、陶磁器の未来を切り開く作品が数多く発表されることでしょう。
美濃焼の魅力発信
さらに、盛りだくさんの楽しみの中には、地元の窯元や商社、陶芸家たちが参加する関連イベントも含まれます。「セラミックバレー」をテーマに、地元の風土や歴史、文化を国内外へ広めるための多岐にわたる企画が展開されます。この地域は日本の陶磁器の中心地とされ、陶芸の新たな可能性を追求する場として位置づけられています。
開催概要
国際陶磁器フェスティバル美濃'17の詳細は以下の通りです。
- - 会場: セラミックパークMINO(岐阜県多治見市東町4-2-5)
- - 会期: 2017年9月15日(金)~10月22日(日)
- - 入場料: 【7館共通入場券】 前売1,200円、当日1,500円(大人)
- - 入場対象施設: 7つの美術館や博物館など
また、チケットは単券でも販売されており、さまざまな選択肢があります。
知っておきたい美濃の魅力
セラミックバレー“美濃”は、陶磁器のイメージが強い地域であり、素晴らしい陶器製品が数多く生産されています。国際陶磁器フェスティバル美濃によって、この地域が世界的に認知され、持続可能な地域発展が目指されています。陶磁器を通じて交流が深まり、地域の魅力が再認識されることでしょう。
ぜひ、豊かな文化に触れるこの機会をお見逃しなく!