運動意識は高まる中、散歩が人気の理由と調査結果

株式会社フジ医療器は、2024年9月に実施した「第3回運動に関する調査」の結果を発表しました。この調査では、普段から運動を行っているかどうか、運動の目的、運動後のケアについてなど、様々な視点から運動に関する実態が明らかになりました。

調査概要

調査は2024年9月20日から9月24日までの間に行われ、対象は20歳以上の男女で、有効回答者数は1,735名です。調査方法はフジ医療器のメルマガ会員や公式LINEの登録者に対して行うウェブアンケートで、全国を対象としています。

主な調査結果

58%が普段運動を実施

調査結果によると、58.3%の人が月に1回以上の頻度で運動を行っているとのこと。運動頻度は週1日から3日が40.5%、毎日が27.8%と続き、通常運動を取り入れている人が一定数いることが分かります。
年代別に見ると、運動習慣があるのは70代以上で74.1%と高い一方、30代は45.5%と最も低い結果となりました。

散歩・ウォーキングが人気

普段運動をしている人に対して行った「どんな運動をしていますか？」という質問で、「散歩・ウォーキング」と答えた割合は60.1%。この運動は過去の調査でも毎回1位を獲得しており、人々が日常生活の中に運動を取り入れやすいことから、散歩が選ばれていると考えられます。

健康維持が主な目的

運動を行う理由については、87.1%が「健康維持」と回答しました。次いで「ダイエット」が33.0%、「ストレス解消」が29.2%となっており、身体を動かすことが健康維持に寄与していると多くの人が認識しています。

運動後のケアも重要

運動後にケア・クールダウンを実施している人は44.9%。その中でも「水分を摂る」というケア方法が最も多く、68.3%の人が実践しています。運動後の適切なケアが疲労回復や健康維持において重要だと考えられていることが伺えます。

運動に対するネガティブな要因

なお、「ほとんど運動をしていない」と答えた人は、主な理由として「面倒」が39.1%、次いで「忙しく時間がない」が36.8%、同様の割合で「身体を動かすことが苦手」（36.8%）もあります。このような障壁が、運動習慣の形成を妨げていることが示されています。

「運動を始めたい」と思う人

調査において運動習慣がない人の73.3%が「運動を始めたい」と考えていることが分かりました。運動を始めるための具体的な方法として「目標・目的を持つ」（55.8%）、「時間を確保する」（45.5%）が挙げられ、このことから運動の必要性を感じている人が多いことが浮き彫りになりました。

散歩・ウォーキングの再評価

将来的に始めたい運動についても、「散歩・ウォーキング」が74.9%と非常に高い人気を誇っており、他には「自宅での筋トレ」が43.4%、「フィットネスクラブ・スポーツジム利用」が24.2%という結果が出ました。これから運動を始めたいと考える人にとっても、散歩は非常に魅力的な選択肢とされています。

まとめ

これらの調査結果から、運動に対する関心が高まる中で、特に「散歩・ウォーキング」が人気であることが明らかとなりました。運動を日常的に取り入れることで、健康な生活を送りたいというニーズが強いことが伺えます。今後もフジ医療器は、美と健康に関する情報を定期的に提供し、より多くの人々の健康増進に寄与していくことを目指しています。