BLUE FRONT SHIBAURA TOWER Sの全貌
2025年に、東京の芝浦エリアに壮大なプロジェクト、BLUE FRONT SHIBAURA TOWER Sが開業を迎えます。本プロジェクトは、野村不動産株式会社と東日本旅客鉄道株式会社が共同で推進している国家戦略特別区域計画の一環で、これにより浜松町ビルディングの建替事業が実現します。高さ約230mのツインタワーの一棟目であるTOWER Sは、2025年に竣工し、さらに2025年3月5日には開業を記念する式典も開催される予定です。
本プロジェクトは約4.7ヘクタールの区域に及び、延床面積は55万㎡に達し、オフィス、ホテル、商業施設、住宅を含む大規模な複合施設として、多くの人々に利用されることが見込まれています。TOWER Sの開業を契機に、まずはラグジュアリーホテル「フェアモント東京」が7月に、オフィスフロアが8月に、そして9月には商業店舗が順次開業する計画となっています。
環境に配慮した都市づくり
特筆すべきは、TOWER Sが環境認証の取得を目指している点です。オフィスワーカーの健康や快適性を重視しつつ、CO₂削減に向けた取り組みも行われています。事業全体が環境に対する配慮を強化しており、今後期待される成果も注目されます。
GREEN WALKと新浜公園
さらに、本プロジェクトの一環であるGREEN WALKも開通しました。浜松町駅から芝浦エリアへと続く歩行者専用道路には、植栽や水景が整備され、都市生活者に自然を感じさせるアプローチが実現しました。人々が心地よく触れ合うことで、健康促進が図られるという「都市自然浴」をテーマにした設計が特徴的です。バリアフリーやアンブレラフリーの対応も施され、誰でも快適に利用できるよう配慮がされています。
また、港区立新浜公園は、既存の2カ所の区立公園を集約し、約1,670㎡の広さに再整備されました。芝生広場や特徴的なデザインの遊具が整備され、地域の皆さんや訪問者が自然を感じながらくつろげる空間となります。
飲食店舗も充実
TOWER Sの開業に先立ち、GREEN WALK内には5月30日に飲食店舗が開業予定です。地元人気店や新業態の店舗が並び、個性的なグルメ体験が楽しめる環境が整います。訪れる人々を温かく迎え入れ、このまちの賑わいをさらに引き立てます。9月には、TOWER Sの商業店舗の開業も控えており、さらなる発展が期待されます。
ロゴデザインの象徴
最後に、BLUE FRONT SHIBAURAの象徴ともなるロゴデザインは、大黒大悟氏が手掛けたもので、このプロジェクトが目指すビジョンをしっかりと体現しています。新しい都市の未来を切り開く象徴として、このロゴは皆に親しまれることでしょう。
このように、BLUE FRONT SHIBAURA TOWER Sの開業は、東京の都市発展に大きな影響を与えるとともに、地域コミュニティにとっても重要な拠点となることが期待されます。ぜひ、今後の情報に注目し、楽しみにしていてください。