脳性麻痺を乗り越えた双子と母の奮闘記
2026年5月18日、著者関本里絵さんの初めての著作『車いすとハイヒール』が小学館から発刊されます。この本は、脳性麻痺という障がいを抱える双子の育児に奮闘する母のリアルな姿を描いた感動的な物語です。
著者は、シングルマザーとして二人の息子、紘輝さんと泰輝さんを育てています。子どもたちが脳性麻痺を持っていることが判明した後、彼女は一体どう子育てをしていくべきか苦悩し、その中で新たな道を模索していきます。
「一つだけでいいから、好きなこと、楽しめることを見つけてあげたらいい」との父の言葉を胸に、著者は行動を起こします。自身はハイヒールを履き、息子たちにはおしゃれをさせ、外の世界に積極的に出て行く姿からは、母としての強い意志を感じることでしょう。
次男の泰輝さんは、10歳のときに「歌手になりたい」と宣言。その夢は運命的な出会いを経て、2023年にメジャーデビューを果たします。彼の親子共演は、BS朝日の番組「人生、歌がある」で見ることができ、その瞬間は視聴者の心を打ちました。
「無理だろうと決めつけずに、二人にはチャレンジさせたい!」この言葉には、母の愛と育て方への思いが込められています。著者の新たな取り組みや思いには、DEI(多様性・公平性・包括性)の重要性についての深い考察も含まれており、読み手の心に響く内容になっています。
本書は、著者の苦悩や喜び、そして息子たちの成長をリアルに描写しています。双子であるが故に直面する困難や、時には過激な出来事、そしてほっこりとした瞬間も綴られており、全ての親に共感を呼ぶことでしょう。最後には涙を誘う場面も多く、感動に溢れています。
また『車いすとハイヒール』は、アクセシビリティにも配慮した構成になっており、視覚障がい者や肢体不自由な人々にも配信されるテキストデータの提供がされます。この取り組みは、多くの人にとって励みとなるでしょう。
著者、関本里絵さんは京都府亀岡市出身で、2003年に双子を出産。その後、息子たちが脳性麻痺を持つことがわかり、自身の生活が大きく変わることになります。2008年に離婚し、シングルマザーとしての生活が始まりました。彼女は、新たな家族の支えを得ながら、シングルマザーとして日々奮闘し、時にはチャレンジャー精神を持ちながら成長していきます。
現在は、自身が立ち上げた訪問介護事業「株式会社てるてる」と音楽事務所「Office Taiki music」で、活躍を続けています。彼女の生き様は、きっと多くの人に勇気と希望を与えるでしょう。
本書は、家族との絆や育児の大変さ、そして夢を追うことの大切さを教えてくれます。ぜひ、手に取ってその心温まるストーリーを体験してみてください。
書籍情報
- - タイトル:車いすとハイヒール
- - 著者:関本里絵
- - 発売日:2026年5月18日
- - 定価:1,815円(税込)
- - 判型:四六判224ページ
- - ISBN:978-4-09-389831-7
詳細情報については、
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