佐倉市での新たな挑戦、『ごちゃまぜカヌー大会』
2025年10月19日、千葉県佐倉市の『佐倉ふるさと広場』にて「ごちゃまぜカヌー大会」が開催されます。このイベントは、医薬品総合商社の岩渕薬品株式会社が主催し、千葉県の観光コンテンツ高付加価値化促進事業に裏打ちされたものです。
障がいを越えた共生の精神
この大会の最大の特徴は、「障がいの有無」や「経験の有無」、「世代」を超えて、誰もが楽しめるスポーツイベントである点です。SUP(スタンドアップパドルボード)、カヤック、ラフティングなど、さまざまな種目が用意されており、一人ひとりの挑戦心を後押しします。また、印旛沼を舞台にユニバーサルツーリズムの普及と地域のリブランディングを目指しています。
パラスポーツによる理解の促進
東北大学の研究結果によれば、パラスポーツを公共空間で行うことが、障がいに対する理解を高めるのに効果的であることが示されています。イベントを通じて、参加者同士の相互理解を促進し、共生社会の実現に寄与することを目的としています。大会名の「ごちゃまぜ」という言葉にも、障がい者とそうでない人が「当たり前に」参加できる意義が込められています。
楽しむ選択肢の増加
大会では、印旛沼で遊ぶ選択肢を増やすことと同時に、水の大切さを知ってもらうことも狙いとしています。水辺を楽しむ人が増えることで、ごみ問題の軽減にもつながることが期待されています。
トップアスリートの参加
大会のデモンストレーションには、共生社会の実現に共感したトップアスリートたちが参加します。プロサーファーの井上鷹選手、井上楓選手、井上桜選手、そしてカヌースラローム日本代表の長洲百香選手など、様々な分野で活躍する選手たちが、スポーツを通じて楽しいひとときを提供します。
大会のスケジュール
大会は以下の日程で行われます:
- - 10月18日(土):ビギナーや障がいのある方を対象にした練習会、地元農園でのきのこ狩り&BBQ(希望者対象)
- - 10月19日(日):本大会(開会式9:15、競技開始10:00)
参加部門
大会の主な参加部門には、以下のものが含まれます:
- - ユニバーサルの部(介助や配慮が必要な方向け)
- - SUPの部
- - カヤックの部
- - 団体の部(6人乗りボート)
参加者には、バリアフリー対応の宿泊施設や、地域の飲食店や観光地の案内も行われます。スポーツと観光を結びつけ、地域経済に活気をもたらすことも目的としています。
バリアフリー社会への一歩
『ごちゃまぜカヌー大会』を契機に、印旛沼周辺の施設もバリアフリー化が進むことが期待され、ユニバーサルスポーツの聖地としての発展が望まれています。今後、このイベントが地域ぐるみの賑わいにつながることを願っています。
【会社概要】
- - 名称:岩渕薬品株式会社
- - 代表者:代表取締役社長 岩渕琢磨
- - 所在地:千葉県四街道市鷹の台1丁目5番
- - URL:岩渕薬品株式会社