Oktaが日本市場向けにリージョナルCSOを任命
アイデンティティ管理サービスを提供するOkta, Inc.が、日本市場のセキュリティ強化を目的として新たにリージョナルCSOを任命しました。2024年9月2日付けで就任するのは、業界での豊富な経験を生かしてOktaのセキュリティ戦略を推進する板倉景子氏です。この任命は、Oktaが日本市場においてセキュリティへのコミットメントを高め、より良いサービスを提供するための重要な一歩とされています。
板倉氏は、日本ユニシス(現:BIPROGY)、日本マイクロソフト、日本アイ・ビー・エム、楽天グループなど、数多くの企業でセキュリティやアイデンティティ管理の専門家としてのキャリアを築いてきました。特に直近ではメドレーにおいて情報セキュリティの責任者として活躍し、業界の安全基準を向上させるための施策に取り組んできました。また、FIDOアライアンス日本リージョンの副座長や、デジタル庁の委員としても活動しており、その実績からも彼女が業界に与える影響の大きさが伺えます。
Oktaの最高セキュリティ責任者、デビッド・ブラッドベリー氏は、「アイデンティティはセキュリティの最前線にある」と語っています。Oktaは、アイデンティティ攻撃への対策として「Okta Secure Identity Commitment(OSIC)」を推進しており、板倉氏はその日本市場における取り組みを先導する役割を果たすことになります。この任命は、Oktaが安全なアイデンティティ管理の確立に向けた長期戦略を展開するための礎となるでしょう。
Okta Japanの渡邉崇社長も、板倉氏の任命に対し期待感を表しています。彼は、板倉氏が日本のセキュリティに関する法律や慣習に精通しており、Oktaの理念やサービスをしっかりと説明できる人材であると強調しました。このようなリーダーシップを通じて、日本市場でのOktaの存在感が増すことが期待されています。
また、Oktaが具体的にどういった戦略を持っているかを知るために、Okta Secure Identity Commitment(OSIC)のポイントに触れることが重要です。この施策は、以下の4つの重点分野に焦点を当てています。
1. アイデンティティ攻撃から守る業界水準の向上
2. ベストプラクティスを通じた顧客保護の確保
3. 市場をリードするセキュアな製品とサービスの提供
4. Oktaの企業インフラの強化
これらの施策を通じて、Oktaは顧客やパートナーへの信頼を構築し、安心してテクノロジーを利用できる環境を提供し続けていくことになるでしょう。
Oktaは、アイデンティティ管理サービスの分野でリーディングカンパニーとして、すべての人々が安全にテクノロジーを使用できる未来を目指しています。今後のOkta Japanの動きが、業界全体にどのように影響を与えるのか注目されます。
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