新ブランド『Sumu』が台東区に文化発信拠点を設立予定

ADDReC株式会社は、新しいアパートメントホテルブランド『Sumu powered by Airbnb Partners』の第1号店を台東区寿三丁目に開設することを発表しました。このプロジェクトは、カルチュア・コンビニエンス・クラブ（CCC）とカソクとのコラボレーションにより、文化を軸にした新しい宿泊体験を提供することを目指しています。

『Sumu』の第1号店は、2025年5月に着工し、2026年秋のオープンを予定しています。浅草・寿エリアに位置するこのホテルは、地域の特色を活かしながら観光とカルチャーを融合させた場所となります。特に、書籍やアート、地元のコンテンツを巡る「ブックラウンジ」が設けられ、訪れる人々に新たな発見をもたらすことでしょう。

CCCとの提携による文化の発信

CCCとの提携により、『Sumu』では、地域の文化を強調した宿泊体験が実現されます。地元の魅力を強調し、観光ガイドの役割を果たしながら、宿泊者と街をつなぐ架け橋となることを目指します。文化や歴史に触れながら宿泊できる新しいスタイルが生まれるのです。

新しい宿泊体験を提供

『Sumu』のブランドコンセプトである「観光だけでは、出会えない物語がある。」という言葉は、従来のホテルの枠を超えた宿泊体験を示しています。地域に紐づけたユニークなアプローチにより、旅行者は多岐にわたる物語を体感できるでしょう。ホテル業務を担うカソクがその運営を行い、地域に密着した宿泊施設が誕生します。

ホームシェアリングの新しい形

この新ブランドは、Airbnbが提唱する「ホームシェアリング」の概念を強調し、「暮らすようにエアビーする」というフレーズに象徴されるように、様々な地域を訪れ、各土地の文化に溶け込む体験を可能にします。『Sumu』は、ただの宿泊施設でなく、多様な文化が交差する場所として、多くの人々に利用されることを目指しています。

ADDReCは、このプロジェクトにおいて、各分野の専門家との協力を強化し、地域社会と観光業界の持続可能な関係を築くことを視野に入れています。将来的には、地域に根づいている文化や歴史を次世代に伝えていく重要な拠点となることが期待されています。