筑波山で秋の幻想体験！声優朗読とバラのアート列車が融合したイベント

筑波山で声優朗読とバラのアートが織りなす秋の幻想体験

筑波観光鉄道株式会社が運営する筑波山ケーブルカーでは、2022年10月13日(木)から11月10日(木)までの期間、秋の特別イベントとして「ストーリーテラー’sレールウェイ」を開催しました。

このイベントは、筑波山の紅葉と、バラのアートフラワーで装飾された車両「バラのアートトレイン」がコラボレーションした、幻想的な列車の旅です。さらに、車内ではプロの声優や劇団員による、筑波山や茨城県に伝わる民話をアレンジした8分間の朗読が楽しめます。まるで移動式劇場のような、特別なひとときを過ごせるでしょう。

バラのアートトレイン：茨城の県花が彩る車内空間

「バラのアートトレイン」は、茨城県の県花であるバラをモチーフに、アートフラワーで華やかに装飾されたケーブルカーです。日本百名山の一つである筑波山を背景に、車内は秋の情景とバラの美しさが融合した、特別な空間となっています。

筑波山は、男体山と女体山という2つの峰からなる山で、比較的低い標高のため気軽に登山を楽しめます。ケーブルカーやロープウェイを利用すれば、山頂を目指すことも可能です。古くから神聖な場所として信仰され、パワースポットとしても知られています。特に、筑波山中腹にある筑波山神社は、多くのパワースポットが集まる場所と言われています。イベント列車は、この神社から男体山の山頂付近まで運行されました。

8分間の朗読列車：秋の夜長の物語に耳を澄ませて

イベント列車のもう一つの魅力は、車内で楽しめる8分間の朗読です。プロの声優や劇団員が、筑波山や茨城にまつわる民話などを、現代風にアレンジした内容で朗読してくれます。朗読を通して、筑波山の歴史や文化、自然の豊かさをより深く理解することができます。

数量限定のヘッドマークキーホルダーと当たり付き乗車券

イベントを記念して、バラのアートトレインと朗読の様子を描いた限定ヘッドマークが作られました。このヘッドマークは、アクリルキーホルダーとして10月下旬から数量限定で販売されました。

また、筑波山周辺の民話や名所をモチーフにしたイラストが描かれた、期間限定の乗車券も販売されました。この乗車券には、1日1名程度当たる、特別なデザインの当たり券が含まれていました。当たり券のデザインは、イベントのメインビジュアルにもなっています。

イベント概要

イベント名: ストーリーテラー’sレールウェイ～8分間の朗読ばら列車～
開催期間: 2022年10月13日(木)～11月10日(木)
開催場所: 筑波山ケーブルカー山麓駅(宮脇駅)～山頂駅(筑波山頂駅)
運行車両: もみじ号(イベント期間中は「ストーリーテラー’sレールウェイ号」として運行)
乗車料金: 大人片道590円、往復1070円　小児片道300円、往復540円
企画プロデュース: 株式会社オフィスミゴト
イラストデザイン: 七色洋品店
フラワーアレンジ: 西本産業株式会社
* 朗読: 劇団ひまわり、賢プロダクションほか

このイベントは、筑波山の自然と文化、そして芸術が融合した、秋の特別な体験を提供しました。紅葉の美しい筑波山で、声優の朗読とバラのアートに包まれた、忘れられない思い出を作りませんか？