安比高原に次世代型グローバルリゾートが誕生！

安比高原に誕生する次世代型リゾート「安比バレー構想」

世界屈指のシルキースノーで知られる安比高原に、次世代型のグローバルリゾートが開業し、新たな歴史が幕を開けます。これによって、安比高原を中心にした「安比バレー構想プロジェクト」は本格的に動き出します。この大規模なプロジェクトは、観光、教育、健康の3つの要素が融合した理想の街づくりを目指しています。

安比高原の新しい顔：IHGのリゾートホテル

2020年11月に株式会社岩手ホテルアンドリゾートが、グローバル宿泊事業の巨人であるIHGと契約を結び、安比高原グローバルリゾートを実現するための第一歩を踏み出しました。「ANA クラウンプラザリゾート安比高原」と「ANA ホリデイ・インリゾート安比高原」が誕生し、2022年にはさらなる高級ブランドの「ANA インターコンチネンタル安比高原リゾート」のオープンも予定されています。

IHGにとっては、国内初のスキーリゾートへの進出であり、東北地方で初めて外資系リゾートホテルが登場します。このことは、地域に新たなビジネスチャンスをもたらすとともに、観光の振興にも大いに寄与するでしょう。

グローバル人材の育成と地域活性化

安比高原は、ただのスキー場ではありません。「ハロウインターナショナルスクール安比ジャパン」の設立によって、日本から世界に通じるグローバル人材の輩出を計画しています。2022年8月の開校により、後に学校に関わる生徒や教職員が安比に定住し、地域社会の活性化に寄与することが期待されています。このような動きを通じて、安比は観光客とともに地域住民が共存するサステイナブルなコミュニティの形成を目指しています。

安比高原の魅力

安比高原は、自然豊かな環境に恵まれたリゾート地で、その魅力の一つは雪です。特に「奇跡のシルキースノー」として名高い、軽くて滑らかなパウダースノーは、国内外からスキー愛好者が集まります。2021年には「WS TOPS ウィンタースポーツ賞」の海外スキー場部門で、日本から唯一のトップ10入りを果たしており、その名声は国際的な評価を受けています。

ゲレンデは282haの広大さを誇り、全21コースがあり、各コースの平均距離は2.1kmです。滑走中に雪景色の美しさを堪能できます。さらに、長いリフトや多種多様なアクティビティがそろっているため、訪れる人々にとって常に新しい体験を提供しています。

夢のようなホテル体験

「ANA クラウンプラザリゾート安比高原」では、403の客室のほか、数多くのレストランやアクティビティ施設を完備しています。地元の食材を生かしたメニューが楽しめる飲食施設が多様で、宿泊者は飽きることなく食事を楽しむことができます。また、リゾート内には屋内プールやサウナも完備されており、心身ともにリフレッシュできます。

「ANA ホリデイ・インリゾート安比高原」も同様に、606室の客室やお子様向けのプログラムを提供し、家族連れにとっても理想的な環境を整えています。お子様や親がともに楽しい時間を過ごせることを目指しています。

未来へ向けての展望

安比高原は今、新たなページをめくっています。国際的な観光地としての地位を確立し、地域活性化に寄与すべく「安比バレー構想プロジェクト」が進行中です。将来的には、約1万人の住民が共存する街となることを目指し、地域の景観を一層美しく整えていくことでしょう。誰もが楽しめる環境を整え、地域全体がひとつになって魅力を向上させていく姿を楽しみにしています。