ザスパ草津チャレンジャーズ 木村直樹監督 退任のお知らせ
群馬サッカーリーグ1部に所属するザスパ草津チャレンジャーズの木村直樹監督が、2024シーズン終了をもって退任することが発表されました。木村監督は、選手としてのキャリアを経て指導者として数々の実績を残し、草津町と共に成長し続けてきた人物です。
木村直樹監督の経歴
木村監督は1972年4月15日、東京都に生まれ、日本サッカー協会公認A級コーチライセンスを持っています。選手歴としては、町田SSSクラブからキャリアをスタートし、その後東邦チタニウム、プリマハム土浦FC、リエゾン草津を経て、ザスパ草津に至りました。
指導者としての道を歩み始めたのは1999年で、リエゾン草津の選手兼監督を務め、ザスパ草津チャレンジャーズの監督に就任したのは2013年のことです。彼の指導のもと、チームは数々の成長を遂げ、2024シーズンにはリーグ1位を記録しました。
監督の思い
木村監督は、リエゾン草津の立ち上げからチームに関わり続け、多くの人々の支援を受けながら成長してきたことに感謝の意を示しました。特に、町と一体になって活動してきたことの重要性を語り、サポーターやスポンサーの協力があったからこそ成し遂げられた目標があったと述べています。
「応援していただいた方々には、特に感謝しています。草津町が一つになった体験は、私にとって何物にも代えがたい財産です」と強調し、各関係者への感謝の言葉を忘れませんでした。さらに、草津町の選手たちが人としても成長している姿を見られたことは、監督冥利に尽きると考えているようです。
これからの青写真
退任を決断した背景には、来年のビジョンをスタッフと話していた最中での別れがあり、心残りの思いもあるとのことです。「私が愛した草津町、ザスパ草津、チャレンジャーズに関わってきた全ての方々に、心からの感謝を伝えたいです。来年も引き続き、草津のサッカーが発展することを願っています」と語りました。
今後、木村監督がどのような道を歩むのかは分かりませんが、彼が残した足跡は草津町のサッカー界だけでなく、多くの人々の心に刻まれることでしょう。これまでの尽力に敬意を表しながら、木村監督とザスパ草津チャレンジャーズの新たな未来に期待が寄せられています。