早稲田大学創立150周年記念講演会の開催について
早稲田大学は2032年に創立150周年を迎えるにあたり、記念事業を展開しています。この一環として、2024年ノーベル平和賞を受賞した日本原水爆被害者団体協議会のリーダーたちを招いた講演会が開催されることが発表されました。テーマは「人類貢献のビジョンと次世代への期待」。
原爆投下80年の節目
本事業は、原爆投下から80年を迎える重要な意味を持ちます。このイベントを通じて、参加者は平和の尊さや核廃絶の必要性について深く考える機会を得られることでしょう。特に原水爆被害者団体で活動する田中聡司氏と濱住治郎氏が講演し、これまでの歴史と未来への展望を語ります。
早稲田大学と日本被団協のつながりは深く、1956年に設立された同団体には、多くの早稲田関係者が関わっています。故・藤居平一氏は団体の初代事務局長として、早稲田大学を開催地として選んだ思い出と共に、人道主義の重要性を訴えました。
開催の詳細
講演会は2025年11月6日木曜日の13時から、早稲田大学大隈記念講堂で行われます。当日は、田中愛治総長の開会挨拶に続き、基調講演が行われ、そしてパネルディスカッションが開催される予定です。これらを通じて、現代の「平和への志」を次世代にどう継承していけるか、参加者たちと一緒に考える時間が設けられます。
プログラム概要
- - 開会挨拶: 田中愛治 早稲田大学総長
- - 基調講演: 「原爆投下から80年〜早稲田から紡がれたノーベル平和賞への軌跡とメッセージ」
- 講演者: 田中聡司氏、濱住治郎氏
- - パネルディスカッション: 「ノーベル平和賞受賞、その先へヒバクシャとつなぐ世界人類の未来」
- パネリスト: 田中聡司氏、濱住治郎氏、高垣慶太氏、藤えりか氏(ファシリテーター)
参加方法
参加を希望する方は、早稲田大学の公式ウェブサイトから申し込むことができます。申込締切は11月5日となっており、事前に満席になる可能性があるため、早めの申し込みをお勧めします。
この特別な機会に触れ、平和への理解を深めることは、私たち一人ひとりの責任です。是非とも多くの方に御参加いただきたいと思います。