無料OSSオフィススイートibisOfficeのLinux版がついにリリース
株式会社アイビス(東京証券取引所グロース、証券コード9343)が、人気オープンソースオフィススイート「ibisOffice」のLinux版を発表しました。この新しいバージョンは、AppImage形式とFlatpak形式の2つの形態で提供されており、ユーザーは自分のディストリビューションに合わせて選択できます。
ibisOfficeとは?
ibisOfficeは、Microsoft Officeのドキュメント形式であるWord(.docx)、Excel(.xlsx)、PowerPoint(.pptx)に完全対応した無料のオフィススイートです。この時点で、多くのLinuxユーザーにとって待望のリリースとされています。これまでにも、ibisOfficeはWindows、macOS、Web版を発表しており、今回のLinux版で主要なデスクトップ環境に対応しました。
Linux版の特徴
ibisOfficeのLinux版は、以下の特長を備えています:
- - 高い互換性: Microsoft Officeの形式に対して、同様の見た目で表示・編集・保存が可能です。
- - 操作スピード: ibisOfficeはLibreOfficeやONLYOFFICEと比較して、最大で24倍の速さでファイルを開くことができます。
- - 多様な形式に対応: Word文書やExcelスプレッドシートだけでなく、大容量のCSVファイルも高速に処理できます。
AppImage版とFlatpak版
ibisOfficeは、以下の形式で入手可能です:
1.
AppImage版: 使用するためのインストールが不要で、ダウンロード後すぐに使用できます。ユーザーは実行権限を付与し、ダブルクリックするだけでアプリが起動します。
2.
Flatpak版: Flatpak対応のディストリビューションで動作し、アプリを安全に導入・管理できます。コマンドラインからのインストールもサポートされています。
高速な処理性能
特に注目すべきは、ibisOfficeの高速な処理能力です。プレゼンテーションファイル(.pptx)や表計算ファイル(.xlsx)を開くスピードは、他のオフィススイートに比べて非常に優れています。たとえば、31スライドのプレゼンテーションは0.81秒で起動し、22シート、58.9万個の数式を含むエクセルファイルはわずか0.72秒で表示されます。このパフォーマンスの背景には、開発チームの卓越した技術力があるでしょう。
今後の展望
ibisOfficeは、今後もさまざまな機能を追加し、オープンソースとしての地位を確立していく計画です。今後、クラウドストレージサービス「ibisStorage」と連携し、オンライン上でのドキュメントのプレビューや編集も可能となる予定です。
代表取締役社長のコメント
代表取締役社長の神谷栄治氏は、「日本のIT自給率を向上させ、米国製品への依存を減らしたいという思いから、ibisOfficeの開発に取り組んでいる」と強調しています。これは、国内のIT業界全体にとっても意義深い取り組みです。
ダウンロード
ibisOfficeのLinux版は、GitHubのリリースページから無料でダウンロードできます。ぜひ、最新のオフィススイートを体験してみてください。
ibisOfficeは、幅広いユーザーにとって新たな選択肢となり、オープンソースソフトウェアの未来を切り開く存在として期待されています。