アウトドアと地域を繋ぐ！YAMAPとKBC映像の新しいサービス

アウトドアユーザーと地域を結ぶ新サービス

2019年12月2日、登山アプリ『YAMAP』と九州朝日放送（KBC）映像が共同で、アウトドア愛好者と地域を繋げる新しいソリューションサービスを発表しました。このサービスは、山を訪れる旅行者に、その地域に根付く文化や歴史を紹介し、より深い理解と観光促進を促すことを目的としています。
特に、KBC映像が手がけた多言語音声ガイドサービス『jaj.jp』とYAMAPの登山用地図を連携させることで、ユーザーは登山中にさまざまな地域の物語に触れることができます。これにより、山と地域文化のとのつながりを強化し、観光振興に寄与することが期待されています。

六郷満山エリアの取り組み

このサービスの第一弾として、大分県の国東半島で展開される「六郷満山」を中心とするプロジェクトが始まりました。この地域は、山岳信仰と神仏習合の文化が色濃く残っており、訪れる人々にとって興味深い体験が待っています。ユーザーは、YAMAPの登山地図に追加されたタップ可能なガイドポイントを利用して、現地のWiFi音声ガイドを聞くことができます。これにより、安心して登山を楽しむことができるだけでなく、視覚からだけでは味わえない物語や背景を知ることが可能になります。

さらに、音声ガイドのない地区では、タップすることで画像とテキスト情報が表示され、訪れたポイントについての知識が深まります。このような取り組みが地域の観光をさらに豊かにし、訪問者が感じる感動を増幅させます。