Game & Co.と東京情報大学が業務提携を発表
株式会社Game & Co.は、東京情報大学との新たな業務連携を開始し、特に注目されるのが『CR Fortnite CAMP』に学生メンターを起用する取り組みです。この提携は、eスポーツを通じたSTEAM教育の拡充と次世代デジタル人材の育成を目的としています。
提携の背景と目的
今、eスポーツという分野は急速に成長しています。その重要性から、Game & Co.は東京情報大学と共に、eスポーツを利用した教育モデルの確立を図っています。この連携により、両者は学生が実践的に学べる環境を提供し、さらには業界のプロフェッショナルと学生の交流の機会を創出します。
東京情報大学は、2024年に設置予定の「共創ラボ」において、AIやネットワーク技術に関する研究にも取り組んでいます。その一環として、eスポーツに関するリサーチも進行中で、学生や教員による共同研究を行っています。特に、STEAM教育の実践を通じて、学生がどのようにデジタル技術を活用できるかに焦点が当てられています。
CR Fortnite CAMPとは?
『CR Fortnite CAMP』は、小中高生向けのeスポーツプロゲーマー体験プログラムで、これまでの回では参加者から非常に高い評価を得ています。目指すのは、ゲームスキルの向上だけでなく、論理的思考やチームワーク力、リーダーシップ力の育成です。
第4回目となるこのプログラムでは、東京情報大学の学生たちがメンターとして登場します。彼らは、ゲームに関する専門知識を活かして、参加者たちの個々の興味や課題に応じたサポートを提供し、最適な学習環境を創出します。
特に、年齢の近いメンターが参加者に対して親しみやすさを感じさせることで、より安心して経験を積んでいける場を提供します。間近で成功するロールモデルとして、未来の選択肢やキャリアについて考えるきっかけにもなるはずです。
大学教授と取締役のコメント
東京情報大学のマッキン・ケネスジェームス教授は、『CR Fortnite CAMP』への取り組みはeスポーツ教育の新たな価値を生み出すことを目指し、様々なアプローチで研究を行っていると語ります。データサイエンスを用いたチーム戦略の開発や、音声でゲーム画面を視覚障がい者に伝える技術も進めているとのこと。
また、Game & Co.の取締役久保敦俊氏は、今回の連携によってより多くの人々にeスポーツの楽しさを伝え、次世代の教育人材を育成し続けることへの期待を述べています。
まとめ
両企業が力を合わせることで、eスポーツの持つ教育的可能性を最大限に引き出し、次の世代を担うデジタル人材が成長する土壌を作ることが見込まれます。今後も、この連携が進むことで新しい時代の教育手法が生まれることでしょう。
参考リンク