植物画の魅力を紹介する「平城宮跡歴史公園植物画展」
奈良市の平城宮跡歴史公園で、企画展「平城宮跡歴史公園植物画展」が2024年12月7日から2025年2月9日まで開催されています。この展覧会では、英国キュー王立植物園に認定された植物画家、山中麻須美氏による「植物画教室」の作品が展示されており、特に万葉集に詠まれる草花に焦点を当てているのが特徴です。
展示の見どころ
この植物画展では、山中氏が描いた「春日大社本社大杉」の美しい作品をはじめ、共演者である米田薫氏が手掛けた「スエコザサ」など、魅力的な植物画を楽しむことができます。米田氏も山中氏に師事しており、ドラマ「らんまん」において植物画を手掛けた実績を持つ方です。また、20世紀の優れた植物画家として知られるパンドラ・セラーズ氏の画材も展示されており、歴史ある技術や器具を眼で楽しむこともできます。
講演会の開催
さらに、1月13日には山中氏を講師とした関連講演会も予定されています。「21世紀のボタニカルアートの役割」というテーマで、現代における植物画の意義やその魅力についてお話しされるとのことで、興味深い内容が期待されます。講演は多くの方々にとって、植物画についての理解を深める良い機会となるでしょう。
訪れてみる価値あり
平城宮跡歴史公園は、その美しい自然環境と貴重な歴史遺産が共存する場所で、植物画展を楽しむついでに公園内を散策することもおすすめです。歴史ある公園でアートと自然に触れ合うひとときは、心を豊かにしてくれるはずです。
この特別な植物画展をぜひ訪れて、歴史的な作品や多彩な植物画の世界を体験してみてはいかがでしょうか。皆さんのご来場を心よりお待ちしております。
【実施場所】
平城宮跡歴史公園 平城宮跡管理センター
〒630-8012 奈良県奈良市二条大路南三丁目5番1号
☏ 0742-36-8780
【詳細情報】
平城宮跡歴史公園公式サイト
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この展覧会は、アートや歴史に興味がある方にとって必見のイベントです!