若手育成研修
2026-04-13 17:04:32

建設業界の未来を切り開く若手育成研修、AI活用実現への道

建設業界の未来を切り開く若手育成研修



2026年4月10日、東京都稲城市のネクストビルダーズ株式会社が主催した新入社員研修が開催されました。この講義は、一般社団法人東京都中小建設業協会と他の団体との合同で実施され、新たに中小建設会社に入社した69名の新入社員が参加しました。講義のテーマは「建設業×テクノロジーの心得」で、現場で不可欠なコミュニケーション能力と生成AIの活用が焦点となりました。

建設業に必要なコミュニケーション能力の向上



新入社員研修では、技術や知識を増やすだけでなく、現場で効果的にコミュニケーションを取ることの重要性が強調されました。特に、新入社員にとって「正しく聴く、確認する、伝える」といった基本的なスキルが、今後の成長に欠かせないことが指摘されました。これは、建設業界における五大管理(QCDSE)の基礎にも関わる要素です。

また、コロナ禍で遠隔授業を受ける機会が増えた若手社員には、対面での人間関係構築の難しさが影響しています。このような背景から、異なる視点を持つ者同士でのコミュニケーションが求められています。

生成AIの活用方針



研修では、今や若手社員にとって身近なツールとなっている生成AIの活用法も学びました。具体的には、専門用語の確認や会議内容の整理、さらにはメール文や書類の下書きの作成などの実務をサポートする方法が紹介されました。同時に、個人情報や機密情報の取り扱いや、AI生成品は必ず人間が確認することなど、重要な注意点も理解してもらいました。

さらに、課題解決に向けたグループワークでは、実際の現場で起こる困りごとを題材にしてアイデアを出し合うことで、知識の理解を深めると同時に、実際に行動に移す力を養いました。

アンケートで判明した新入社員の傾向



研修の後行われたアンケートの結果からは、次のような新入社員たちの心理が見えてきました。「人に聞くつもりはあるが、実際には質問しづらい」ということが、わずか50%の割合で先輩に質問すると答えましたが、質問することに対して緊張を感じると回答したのは68.2%に達しました。これは、彼らが積極的に尋ねたいと思う一方で、心理的ハードルを感じていることを示しています。

また、生成AIの利用状況については、日常的に使っていると回答した新入社員が54.5%を記録しました。特に「調べもの」が68.2%、次いで「メールや文章の作成」が45.5%という結果から、生成AIは彼らの日常生活における重要な道具となっています。

今後の支援策



この研修を通じて、建設業における若手育成にはただ知識を伝えるだけでは不十分であると再確認しました。新入社員は支援を求めるものの、実際には質問を躊躇う心理的壁があるため、コミュニケーションの基本をしっかり教えることが求められています。

さらに、業務マニュアルや資格取得支援、他の同期とのつながりを持つことが、彼らの職場定着を助ける要素となります。そして、生成AIの安全な活用に向けたルール整備も、早めに取り組むべき課題です。ネクストビルダーズ株式会社は、今後も建設業の若手育成を目的とした研修と支援を継続していく考えです。

また、具体的には中小建設会社向けに生成AI活用や業務効率化に関する支援も行っています。今後も「安全に使う」「現場で実務を活かす」という視点をもとに、さらなる取り組みを進めてまいります。

講師プロフィール



直井優太(ネクストビルダーズ株式会社 代表取締役)は、1級建築施工管理技士、中央大学MBA(経営修士)を持ち、建設業界の経験を経て、今は若手育成とデジタルトランスフォーメーション支援に取り組んでいます。


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会社情報

会社名
ネクストビルダーズ株式会社
住所
東京都稲城市矢野口
電話番号

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