筑波大発ベンチャーTENSORVERSE
2025-07-31 15:34:26

筑波大学の新たなオフィシャルパートナー、TENSORVERSEの挑戦

筑波大学からの認定を受けたTENSORVERSE



2025年に築く新たなビジョン、TENSORVERSE合同会社は、筑波大学から「筑波大学発ベンチャー」の称号を授与されました。この評価は、大学の知の資源と人材を基盤に、社会的意義と成長性を兼ね備えた企業に与えられるものです。

TENSORVERSEのアプローチ



TENSORVERSEは、「PoCで終わらないAI導入支援」を掲げ、実際の業務におけるAIの実装を目指しています。特に注目すべきは、RAGプロダクト『RagicX』です。これは、企業内でのナレッジ活用を促進する生成AIソリューションであり、AIを実際に使う能力を引き出すことに特化しています。企業での実際の運用をも視野に入れた教育や開発支援に取り組んでおり、AI技術が社会で生きる形で実装されることを目指しています。

業務効率化の実績



同社のアプローチは、具体的な成功事例として、小売業における商品画像加工業務の自動化があります。従来、多くの時間を費やしていたおかげで、作業が属人的でしたが、AIの導入により業務効率が約3倍向上しました。この取り組みにより、担当者の負担も軽減され、より効率的な業務運営が可能となりました。

AI教育事業の展開



AI教育もTENSORVERSEの重要な事業の一環です。自治体との連携を通じて、次世代のAI人材育成を進めています。これにより、単にAIを開発するのではなく、地域社会にも寄与できる企業姿勢が評価されています。社会におけるAIの存在意義を高めるため、教育と実践の両立を目指し、地域の人々との共同作業を大切にしています。

成長を支える若手チーム



TENSORVERSEは、平均年齢27.2歳の若手メンバーで構成されています。筑波大学出身の精鋭たちが集まり、先端技術を駆使したAIソリューションの開発に取り組んでいます。スピード感を持った開発プロセスにより、最短2週間でのAI導入を実現し、企業のニーズに柔軟に応える体制を整えています。

CEO鈴木裕太郎の思い



「筑波大学からの認定を大変光栄に思っています」と語るCEO鈴木裕太郎。彼は大学時代の経験から学んだ「まず動き続ける」姿勢が、現在のビジネススタイルに影響を与えていると明かしました。企業が直面する「PoC止まり」という課題に対し、技術とビジネスの架け橋になりたいという強い信念を持ち続けています。

CTO唐澤拓実の視点



TENSORVERSEのCTO唐澤拓実もまた、AIの社会実装に対して積極的です。大学の研究成果を迅速に活かし、現場で実際に運用可能な形式にするために必要な可視化や解釈の重要性を強調しています。彼は、テクノロジーとビジネスの現場での橋渡し役を果たしていく決意を持っており、変化に柔軟に対応する体制を整えています。

未来への展望



今後、TENSORVERSEはAIをPoCの段階で終わらせないために、実際の業務で持続的に活用できる形での社会実装を推進していきます。RAGや生成AIを利用して、ビジネスシーンに直結させることを目指し、技術と人材の育成に力を入れていく方針です。これにより、AI技術の進化に適応しながら、地域社会や企業に貢献できる存在となることが期待されています。


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会社情報

会社名
TENSORVERSE合同会社
住所
東京都港区虎ノ門1丁目17-1虎ノ門ヒルズビジネスタワー15階
電話番号

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