健康運営を強化
2025-08-20 15:39:21

トラックドライバーの健康を守る新たな取り組み、ロジスティードとMY MEDICAの連携

ロジスティードとMY MEDICAが手を結ぶ



物流業界において、ドライバーの健康は重要な課題です。ヤマトホールディングス傘下のMY MEDICAは、自社のオンライン診療サービスを通じて、トラックドライバーの健康を支える取り組みを進めています。特に、ロジスティード株式会社との連携は、ドライバーの安全運行をより一層強化する重要なステップとなります。

日々のバイタルデータを活用



MY MEDICAのオンラインサービスは、診療予約、診察、服薬指導、薬の配送までを一元的に行える特徴があります。これにロジスティードの「SSCV®-Safety」を組み合わせることで、ドライバーが運転する上で危険な状態にあると判断された際に、すぐに医療機関へとつながる仕組みが整います。このシステムでは、ドライバーのバイタルデータがリアルタイムで監視され、健康状態の悪化が早期に発見されることを目指します。

健康管理の精度向上



両社のシステム連携により、ドライバーの健康状況がより正確に把握できるようになり、運転業務への影響を最小限に抑えることが可能となります。MY MEDICAが保有する医療情報とロジスティードのバイタルデータが連携することで、運転前の健康確認がより精緻化され、医療サービスの質も向上すると期待されています。

社会課題への挑戦



ロジスティードのCDXO兼CTOである芳賀寛氏は、「トラックドライバーの健康起因事故は大きな社会課題であり、テクノロジーと医療を融合することで根本的な解決を目指したい」と述べています。今回の連携が、物流業界における安全運行の未来を形作る第一歩となることを期待されています。

未来の展望



MY MEDICAは、2025年2月から全国のトラック、タクシー、バスなどに対してサービスを展開し、すでに50社以上の導入実績を誇ります。運送業界の健康管理と重症化防止を進めるために、パートナーシップの拡大や新技術の導入を推進する予定です。

ロジスティードも、AIとIoTを活用し、ドライバーの健康状態をリアルタイムで検知するシステムを確立しています。これにより、体調管理が一層強化され、ヒヤリハットの発生を減少させることが期待されています。

結論



この連携は、ドライバーの健康管理と安全運行を実現するための新しい社会インフラの構築を目指すものです。物流業界において安全性を高めることで、事故件数の削減や業務の効率化に寄与し、持続可能な社会の実現に貢献していくことが求められています。


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