馬渕俊介が語るキャリア構築の新たな視点
2025年5月29日、株式会社実業之日本社から、国際協力の分野での豊富な経験を持つ馬渕俊介氏の新著『道をつくるレールなき時代に自分の人生をどう切り拓くか』が刊行される。この本では、著者がJICAや世界銀行、WHOなどの著名な国際機関で築いてきたキャリアをもとに、どのように自分の道を切り拓くかを綴っている。
猛威のエボラ出血熱に立ち向かう
著者は、2014年に西アフリカで発生したエボラ出血熱の猛威に対し、世界銀行のチームリーダーとして臨機応変に対応した。著者の迅速な行動は、被害者数を1万人規模に抑えることに寄与した。こうした実録が、本書には多数盛り込まれており、危機的な状況下での決断や行動は、現代ビジネスパーソンにとっても多くの示唆を与えるだろう。
キャリアの原点と「働く」意味
馬渕氏は、国際保健や政策の現場での経験を通じて、「キャリアとは何か」「働くとはどういうことか」といった問いかけへの答えを模索してきた。自分のキャリアを見つめ直す若手ビジネスパーソンや、これからの自分に迷いを感じている全ての人に向けたその言葉は、共感を呼ぶこと間違いなしである。
出版記念イベントの開催
書籍の刊行を記念して、2025年4月24日(木)に出版記念イベントが行われる。このイベントでは、「道をつくる」というテーマの講演や、キャリア構築に関するセッションが予定されている。さらに、参加者が直接馬渕氏に相談できる質疑応答タイムもあり、ビジネスの現場で悩む方にとって貴重な機会となるだろう。
書籍情報と著者のプロフィール
書籍は304ページに渡り、定価は1,980円(税込)。ISBNは978-4-408-65156-9で、東京都港区の実業之日本社から発行される。著者の馬渕俊介氏は、東京大学卒業後に国際開発機関での経験を積み、様々な国際機関で重要な役割を果たしてきた。特に、エボラ出血熱対応の取り組みや、WHOでの国際システムの改革提言は、彼の専門知識とリーダーシップを如実に表している。
終わりに
『道をつくるレールなき時代に自分の人生をどう切り拓くか』は、ただの成功物語ではなく、著者自身の葛藤や苦悩も赤裸々に描かれている。この書籍を通じて、自分の人生において何を大切にし、どう生きるべきかを考える機会となるだろう。キャリアに迷うすべての人にとって、必読の書となることは間違いない。著者と共に新しい一歩を踏み出そう。