KINOCOSと電通が業務提携、企業価値の向上に向けた新たな戦略を展開

KINOCOSと電通の業務提携

株式会社KINOCOS（以下、KINOCOS）は、株式会社電通との間で新たな業務提携契約を締結しました。この提携は、投資家との関係（IR）が基盤となり、顧客企業の持続的な企業価値向上を支援することを目的としています。両社は、デザイン・ファイナンス・マーケティングの3つの視点を融合させ、独自のソリューションを提供していく予定です。

業務提携の背景

最近の日本では、資本コストを意識した経営が強く求められるようになってきました。日経平均株価が4万円を超えるなど、株式市場が活況を呈する一方で、依然としてPBR（株価純資産倍率）が1.0倍を下回る企業が多いのも事実です。このような状況では、企業価値の本質的かつ中長期的な向上が求められており、IRコミュニケーションが重要な役割を果たしています。特に、経営陣や各部門間のコミュニケーションの円滑化が、企業価値向上の鍵となるでしょう。

業務提携の概要

KINOCOSはこれまでに、上場企業や未上場企業を含む300社以上に対して、独自の視点からさまざまなソリューションを提供してきました。今回の提携により、IRの枠を超えたコーポレートブランディングの強化や、既存事業の変革、新規事業の創造、さらに企業内のエンゲージメントの向上が可能となります。これは、財務だけでなく非財務領域もカバーする包括的なコンサルティングサービスの強化を意味しています。

具体的には、企業変革や事業成長をサポートするために、IR戦略を組み込んだHRデザインや採用戦略の提供を行います。こうした取り組みを通じて、期待値（PER）の向上だけでなく、収益性（ROE）の向上も目指すこととなります。

また、電通グループのビジネストランスフォーメーション（BX）領域における強みを活かし、事業成長のためのさまざまな戦略の策定を一気通貫でサポートすることができる点が大きな特徴です。この戦略的パートナーシップによって、両社は互いの強みを最大限に活かし、さらなるシナジー効果を期待しています。

株式会社KINOCOSについて

KINOCOSは、300社以上の支援実績を踏まえ、デザイン・ファイナンス・マーケティングの観点から企業の強みを可視化し、言語化することで企業価値の最大化を実現するエンゲージメントファームです。これから新たなステージに進むKINOCOSの挑戦に注目が集まります。

詳しい情報や事業内容については、KINOCOSの公式サイトをご覧ください。さらに、現在KINOCOSではIR・IPOコンサルタントやスライドデザイナーなどの職種で新メンバーを募集中です。興味のある方は、HR担当（[email protected]）にお問い合わせください。