阿倍野神輿と獅子舞
2025-06-12 14:09:23

阿倍野神輿と阪南獅子舞がハルカスで巡幸、厄除け祈念の祭典を開催

阿倍野神輿と阪南獅子舞があべのハルカスを巡幸!



2025年6月22日(日)の朝、近鉄「大阪阿部野橋」駅を出発地点に、原点となる阿倍王子神社の神輿が、宙高く上がるあべのハルカスの展望台「ハルカス300」などを巡る特別なイベントが繰り広げられます。地元の伝統文化を継承するこの神輿と獅子舞は、厄除けと運気の向上を祈るために地域の皆さんを励まし、希望の声を届ける役割を果たします。

阿倍野神輿の歴史



阿倍野神輿は、約130年前に大阪船場の商人たちによって、氏神である八幡さまのために作られました。この神輿は1907年に阿倍王子神社に合祀され、地元の人々に愛され続けてきました。しかし、第二次世界大戦の際には大規模な空襲に見舞われ、街は破壊されましたが、幸運にも阿倍王子神社と神輿は無事でした。

戦後、復興と共に神輿の巡幸が復活し、地域の希望となりました。しかし、平成になり世話人が減少し、巡幸はしばらくの間中止となってしまいました。2017年に、地元の氏子たちから「神輿を担いで神様のお役に立ちたい」という意見が出てきたことがきっかけとなり、あべのハルカスが2018年に神輿の復活をサポートすることとなりました。

阪南獅子舞の魅力



阪南獅子舞は、昭和の初めから夏祭りの行列に参加して阿倍野の街を練り歩いています。時代と共にその継承者は少なくなっていますが、阪南地区ではからくり仕掛けの山車として大切に受け継がれてきました。2019年には獅子のお練りが復活し、今では夏祭や秋祭などのイベントに参加し、地域の活気を高めています。

祭典の詳細と今後の展望



コロナ禍の影響により、2020年から2022年までのイベントは中止となりましたが、2025年の巡幸は、前回の開催から数年ぶりの特別な意義を持つものです。この巡幸は、地域の絆を強めるだけでなく、関西一円で盛り上がる大阪・関西万博に連動する形で、さらなる盛況が期待されています。

ハルカスからの元気な声を合わせ、何度も災難を打ち払った阿倍野神輿の伝説を新たにし、地域住民・観光客たちと共に運気上昇のご利益を享受していくことが目指されています。

この祭典に参加することで、皆さんも厄除け、そして幸福な運気の流れに触れることができるでしょう。このイベントを通じて、地域の文化と歴史がさらに多くの人々に伝わっていくことを期待しましょう。あべのハルカスで7年ぶりの再開を迎えるこの伝統行事を、ぜひお見逃しなく!


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