Horus株式会社による公開買付けと新たな経営への道

Horus株式会社の公開買付け概要

Horus株式会社が、当社の株式を非公開化することを目的として公開買付けを行うと発表しました。この決定に伴い、当社の取締役会でもHorusによる公開買付けに賛同し、株主への応募を推奨する姿勢が決まりました。Horusの背後には、株式会社日本企業成長投資とそのグループがあり、これによりHorusは当社株式を取得することを目指しています。

背景と意図

Horusは日本企業成長投資の完全国外子会社として活動しています。日本企業成長投資は、企業の成長を支援するコンサルティング型の投資を行うファンドであり、過去には多くの企業に投資してきた実績があります。これにより、当社もスムーズなガバナンスの改善を図り、企業の社会的な信頼を回復する道筋を見つけました。

不正の発覚と対応

過去に当社の代表取締役社長による不正行為が発覚し、その結果として企業価値が毀損。この一連の事件に対する対応として、企業ガバナンスの見直しが急務とされてきました。今回の公開買付けは、外部パートナーとの連携を通じて問題解決と信頼回復を目指すものです。Horusとの提携により、経営面での支援を受けることが期待されています。

経営方針の見直し

今後の経営方針として、Horusとの提携を通じてより強固なガバナンス体制を築くことが掲げられています。また、アイケア市場でのサービス提供を強化し、クライアントとの関係を更に深めることが重要視されています。これにより、競争力を増強し、持続的な成長を目指すことになります。

スケジュールの予定

公開買付けの具体的なスケジュールとしては、2023年10月6日に取締役会を開き、10月10日から公開買付期間が始まります。11月21日にはこの期間が終了する予定です。このスケジュールに基づき、迅速に次のステップに進む計画です。

結果への期待

公開買付けによって、当社がこれまで築いてきた信用や社会的な地位は維持されると考えています。上場廃止は事業運営にマイナスの影響を与えない見込みであり、従業員や取引先との良好な関係も引き続き保たれます。

今後のHorusと日本企業成長投資との関係が、当社にとっての新たな成長機会を開くことに期待を寄せています。公開買付けを通じて、企業の再出発に向けた強い基盤を築いていくことが目指されています。