ＪＡぎふが多機能アプリ「Ａｔｏｕｃｈ」を導入し組合員特典を強化

ＪＡぎふが「Ａｔｏｕｃｈ」を導入

このたび、ＪＡぎふはコミュニケーションECアプリ「Ａｔｏｕｃｈ」を導入し、新たに「デジタル組合員証」などの機能を追加しました。これにより、組合員の皆様にはより多くの特典が提供され、参加意欲が高まっています。この取り組みは国内での利用率も高い、LINEを活用しているため、特に幅広い世代へのアプローチを可能にしています。

「Ａｔｏｕｃｈ」の新機能とメリット

このアプリを通じて、組合員は物品の購入や各種イベントへの参加、アンケートへの回答でポイントを獲得することができます。また、貯まったポイントはオンラインショップのクーポンやＪＡならではの直売所商品券と交換可能。これにより、組合員がより積極的にＪＡの活動に参加しやすくなりました。最近では、この新しい取り組みを契機に約750件の新規出資加入が見られ、組合員の数も増加しています。

販売促進への構築

「Ａｔｏｕｃｈ」の導入による利点は、物品販売にも及びます。現在試験的運用中のこのシステムでは、商品購入を促すメッセージ配信を行っています。昨年秋から販売を開始した新商品の購入数も、メッセージ配信後に増加し、その効果が見込まれています。今後はこの新たな販路を通じて、さらなる販売促進を図る方針がとられています。

組合員サポートの体制

登録された組合員が便利にこのサービスを利用できるよう、ＪＡぎふでは支店やふれあいプラザ窓口、さらには渉外担当がサポートを行います。また、スマホ教室も開催されており、登録者数は順調に増加。導入からわずか3か月で1.2万人が登録するに至りました。今年3月末までにはさらに2万人の登録を目指しています。

「Ａｔｏｕｃｈ」とは

「Ａｔｏｕｃｈ」は、LINEのトーク画面上で商品を選び、そのまま決済ができる便利なシステムです。この機能によって、買い物客はスムーズでストレスのない購買体験が得られ、事業者にとっても売上機会を逃すことなく、売上向上のためのサポートとなります。

ＩＲＩＳデータラボ株式会社について

「Ａｔｏｕｃｈ」の開発を行ったＩＲＩＳデータラボ株式会社は、2020年から政府や自治体向けにLINEの公式アカウントをサポートしてきた実績があります。2022年10月には、LINE公式アカウントAPIツールとして「Ａｔｏｕｃｈ」をリリースし、ユーザーにとっての利便性を一層高める取り組みを行っています。また、2024年度にはデジタルチケットやライブコマース機能の導入も計画されており、「ECを、もっと、みんなのそばに。」という理念のもと、サービスの価値提供を強化しています。