統合医療が進化する
2025-11-25 11:06:50

最新のエビデンスが示す統合医療の可能性を探る国際学会が札幌で開催

統合医療の未来へ向けた国際的な議論が展開された



2025年11月、札幌で開催された統合医療機能性食品国際学会(ICNIM)の第33回年会が注目を集めました。29の国と地域から421名が集まり、健康と医療に関する最新の研究成果を共有する場となりました。今回の学会では、「がん予防」に焦点を当てた基調講演やワークショップが行われ、多くの専門家が集まりました。

学会の概要



この学会は、手術や薬物療法といった従来の医療に加えて、サプリメントや漢方医学などの補完療法を統合することを目的としています。その理念に基づき、参加者は最新の研究成果に触れることができ、質の高い生活を維持するための新しい知見を得ました。

学会の基調講演では、世界保健機関(WHO)の国際がん研究機関から招待されたZdenko Herceg教授が、「がんとエピジェネティクス:がん治療と予防の進歩に寄与する分子メカニズムの解明」というテーマで講演を行いました。Herceg教授は、エピジェネティクスがどのようにがんの予防や治療に役立つかを説明し、聴衆に重要なメッセージを届けました。

発表された多様な研究成果



今年の学会では、68の演題が発表され、その中から16件の口頭発表が選ばれました。特に注目されたのは、AHCC®が白血病の既存の治療法との併用によって有効性が示されたという研究結果です。この基礎研究は優秀研究報告賞を受賞し、業界内外での注目度を高めました。

また、各研究者が発表した内容は、疾病予防や治療補助、免疫系への機能性食品の応用など多岐にわたりました。ETAS®やOligonolについても、メンタルヘルスやメタボリックシンドロームに対する影響が示され、機能性食品の効能が再評価される場面もありました。

公開シンポジウムの意義



11月9日には公開シンポジウムも実施され、一般参加者も多数集まりました。「毎日のくらしでできる遺伝子レベルでがん予防」というテーマのもと、専門家による基調講演とパネルディスカッションが行われました。参加者は、自らの生活習慣が遺伝子にどのように影響を与えるかを学び、エビデンスに基づいた生活改善のヒントを得ることができました。

このシンポジウムに参加した326名は、大きな関心を持っており、実際に日常の生活に取り入れられる具体例を共有する場ともなりました。受講者からは、「もっと具体的な知識を学びたい」「遺伝子の影響について理解が深まった」といった感想も寄せられ、非常に有意義な時間となりました。

まとめ



統合医療機能性食品国際学会は、医療と栄養学の融合を通じて、現代医療における新たな治療法を模索し続けています。今後もこのような国際的な研究交流が進むことにより、機能性食品に対する理解が深まり、多くの人々の生活の質が向上することが期待されています。また、株式会社アミノアップのような企業の貢献が、統合医療の発展に寄与していくことが望まれます。


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会社情報

会社名
株式会社アミノアップ
住所
北海道札幌市清田区真栄363番地32
電話番号
011-889-2277

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