新潟の国際こども・福祉カレッジでの特別ダンス講座
2025年2月13日、NSGグループの一部である国際こども・福祉カレッジでは、特別授業「こどもと体育」が開催されました。この講座は、新潟市を拠点に国際的に活躍するダンスチーム「Chibi Unity」から2名のプロダンサーを招き、学生たちにダンスの楽しさとその意義を教えるものでした。
健康な心と体の育成
現代の子供たちは身体活動不足からくる運動能力の低下や健康問題が懸念されています。こうした背景を踏まえ、本講座では保育者に求められる役割や子供たちの健康的な心身の育成について学びました。具体的には以下のポイントが紹介されました。
- - 遊びやダンスを通じて心と体の動く楽しさを実感する。
- - 相手を思いやりながらコミュニケーションを楽しむ。
- - ダンスを通じて体力や身体機能の向上を感じる。
これらは、体験を通じて子供たちが心身ともに健康で成長できるための重要な要素となります。
体の感覚を大切にする実践活動
講座ではただ振付を覚えるのではなく、参加者は自分の体の感覚に意識を向けることが求められました。仲間と一緒にストレッチをしたり、体に負荷をかけたりする中で、動くこと自体が楽しいという新たな発見を得たようです。「もう少し!」「頑張れ!」という声を掛け合い、お互いを励ましながら動くことで、コミュニケーションの重要性も実感していたようです。このような安心感が、新しいことに挑戦する勇気を育むのです。
プロのダンスパフォーマンス
講座の後半では、参加者全員で簡単なダンスの振付を学び、実際に踊る時間が設けられました。ダンスに自信がない学生も、プロのダンサーの魅力と指導法によって楽しみながら踊ることができました。仲間とのアイコンタクトを通じて自然なコミュニケーションが生まれ、仲間意識が高まりました。
さらに、プロダンサーによるダンスパフォーマンスも行われ、学生たちは息を呑むほどのスキルと情熱を間近で体感しました。これにより、彼らはダンスが単なる身体の運動ではなく、友達との協力や心の交流を生むものであると再認識しました。
学生たちの感想と今後の展望
参加した学生たちからは、「ダンスが持つ多様な可能性を感じた」「保育に役立つ内容で、大人が模範となる大切さを実感した」といった感想が寄せられました。この講座を通じて、子供たちの心と体の成長にダンスがどれほどの影響を与えるかを体感し、今後さらにダンスや身体活動に関心を持ち続ける意義を再確認したようです。
NSGグループの使命
大学法人NSGグループは29の専門学校からなる組織であり、教育を通じて多様な知識や技術を持つ人材の育成に貢献しています。当校は保育士や福祉に関連する人材育成に特化しており、今後も革新的な教育実践を通じて教育効果の向上に努める所存です。
まとめ
今回の特別講座は、単なるダンスの振付以上の経験を学生たちに提供しました。心と体を育むダンスの重要性を改めて実感できる貴重な機会となりました。学生たちは、この経験をもとに自らの表現力を高め、保育や教育の現場で新たな活用法を見つけていくことでしょう。