合成宝石の呼称変更
2026-07-31 15:45:23
CIBJOが合成宝石の呼称を一新、国内のジュエリー業界に与える影響とは
合成宝石の表記に関する新方針
国際宝飾業界団体であるCIBJO(The World Jewellery Confederation)は、合成宝石の呼称に関して大きな変更を発表しました。2026年9月以降、これまでの「laboratory grown」や「laboratory created」といった表現は使用されなくなり、すべて「synthetic」(合成)に統一されます。この決定は、消費者に対する信頼性を高めることを目的としており、業界内での用語の明確化を図るものとされています。
従来の表現の問題点
宝石業界のメディア「Rapaport News」によると、この変更は一年間の検討を経て導入されます。従来の用語では、合成宝石が持つ特性を正確に表現しきれていないため、消費者が混乱することも少なくありませんでした。この新方針は、標準化を進め、業界全体の信頼性を確保する手段として期待されています。
ダイヤモンド呼称の動向
なお、ダイヤモンドに関する呼称については別の指針が設けられ、同じくCIBJOのダイヤモンド委員会では、合成ダイヤモンドの呼称も「synthetic」を優先するという新たな提案が行われています。このように、合成石と天然石を区別する動きは世界中で広がりつつあり、特にロシアでは2026年から合成ダイヤモンドを「synthetic」と表示する方針が打ち出されています。
国内の影響とおもいおの対応
合成宝石の呼称変更は、日本国内でのジュエリー市場にも影響を及ぼすことが予想されます。買取専門店「おもいお」を運営する株式会社Tieelは、この新たな方針について、独自の見解を公表しています。おもいおには、合成石か天然石かを判断できない状態で相談に訪れる顧客が多く、特に「何の石か分からない」「書類が残っていない」「手放すか迷っている」といった不安に対するサポートが求められています。
鑑定士の視点
おもいおでは、GIA G.G.認定の鑑定士が在籍し、書類がない品物に対しても状態や特徴を確認するサポートを行っています。顧客は、合成宝石の呼称変更が手元の指輪やジュエリーの価値に影響を及ぼすかもしれないと心配することが多いですが、実際には石そのものの特性が変わるわけではありません。つまり、呼称が変わっても無条件に価値が変わることはないのです。
おもいおの安心サポート
おもいおは、背景を大切にし、顧客との対話を重視しています。宝石を手放す際には、急ぐ必要はなく、慎重に考えることが重要とされています。発表された新しい呼称の整理は、あくまで消費者にとっての分かりやすさを追求したもので、この点が、購入時と売却時の情報に相違が生じにくくする効果を持つでしょう。
結論
CIBJOの合成宝石に関する呼称見直しは、業界全体の透明性向上を目指した重要な一歩です。消費者にとっても、今後の宝石購入や売却において、よりスムーズな取引が期待されます。おもいおは、今後もこの変化に柔軟に対応し、顧客のニーズに応えるサービスを提供していくでしょう。
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