介護人材不足への挑戦!
日本の少子高齢化に伴い、特に深刻な問題として挙げられるのが介護人材の不足です。この現状に対抗するべく、ケアパートナー株式会社(大東建託グループ)は新たに外国人材1,000名規模の受け入れ基盤を構築するプロジェクトを開始しました。この試みは、日本の福祉サービスを持続可能なものにするための重要なステップとされています。
特定技能外国人スタッフの採用
ケアパートナーは、2026年の初頭から5月にかけて加速的に特定技能外国人スタッフの採用を進めており、この期間中に新たに87名のスタッフが入社したとのこと。特に、4月と5月には57名もの外国人が新たに仲間に加わりました。これにより、介護技能だけでなく、日本での日常生活への適応力も強化する体制が整っています。
受け入れ基盤の強化
国が介護分野における特定技能外国人の受け入れ上限を13万5,000人に引き上げる計画を打ち出している中、ケアパートナーはさらに一歩進んだ「1,000名規模の受け入れ」を現実にするための準備を着実に進めています。このプロジェクトは単なる労働力の確保にとどまらず、長期的なキャリア形成を支援する育成モデルの設立を目指しています。
教育と育成体制の充実
外国人スタッフが日本の介護現場で安心して長期間活躍できるよう、以下のような教育・育成体制を整備しています。
- - 日本語教育の強化: 1〜2年で日本語能力試験「N2」レベルの取得を目指し、勤務時間内の短期集中型から、長期的な伴走型の日本語教育へとシフトしています。
- - キャリア支援の実施: 実務者研修の受講や国家資格「介護福祉士」の取得に向けたバックアップ体制を提供し、特定技能からさらなる専門人材へのステップアップを支援します。
- - 定期的なフォローアップ: 入社後3ヶ月及び6ヶ月に生活・仕事面のアンケートを実施し、悩みや課題について早期に気付き、サポートを行う仕組みを構築しています。
インターンシップ制度の導入
更に、ケアパートナーではベトナムからのインターンシップ生を受け入れる制度も始まります。このプログラムでは、4名のインターン生が2026年6月から2027年3月まで給与を支払いながら、実地での学びが提供されます。これにより、将来的なキャリア形成のイメージを早期に持てる機会を創出します。
受け入れ基盤の障壁を乗り越える
1,000名規模の受け入れを実現するため、DX(デジタルトランスフォーメーション)の導入や現場管理の効率化、生活面での安全ネット構築等、多方面から課題に取り組んでいます。具体的には、入国管理手続きをシステム化し、健康診断の受診サポートを行うことで、外国人スタッフが安心して働ける環境を整えています。
キャリアパスの構築
外国人スタッフが「未来を描ける」形での人事制度の整備も進めており、正社員としての登用や管理職へのシフトも視野に入れています。2029年に向けた留学生受け入れ制度も整備し、外国人スタッフのキャリア採用を推進します。
結論
ケアパートナーは、外国人材をただの労働力としてではなく、将来の事業運営を担う重要な人材として位置づけています。教育・制度・生活支援の三位一体で受け入れ体制を強化し、多様な人材が活躍できるダイバーシティ環境を形成しています。この取組により、日本の福祉の未来を支える持続可能な介護サービスモデルの確立を目指します。