ヤスダグループとレアル・ソシエダが結んだ新たなパートナーシップの全貌

ヤスダグループとレアル・ソシエダのパートナーシップ

2024年1月11日、ヤスダグループとスペインの名門サッカークラブ・レアル・ソシエダの間で戦略的パートナーシップ契約が結ばれ、その発表会が東京都内で開催されました。この提携は、サッカーを通じて次世代の人材育成を目指すもので、両者のビジョンが融合して新たなプロジェクトが展開されることが期待されています。

発表会の概要

発表会には、ヤスダグループの安田慶祐代表取締役をはじめ、最高執行責任者やアカデミーディレクターなどが出席し、レアル・ソシエダからは会長のジョキン・アぺリバイ氏とスポーツディレクターのロベルト・オラべ氏が参加しました。会の中で、契約内容やアカデミーの設立、さらにはレアル・ソシエダの日本での試合計画についての詳細が説明されました。

レアル・ソシエダジャパンアカデミーの設立

レアル・ソシエダと連携し、新たに設立されるアカデミーは、日本の若者に対してサッカーの専門的な教育を提供します。このアカデミーでは、「TALENT PROGRAM」と「強化スクール」が導入され、これまで培われてきた育成ノウハウを基に、選手たちが将来的にトップチームで活躍できるよう育成することを目指しています。

特に「TALENT PROGRAM」に選ばれた選手は、レアル・ソシエダのカンテラ（下部組織）でのトレーニングや試合に参加する機会が与えられ、将来的にはトップチームへの道が開かれるという夢のある育成システムが構築されます。

キャンプセレクション開催について

このアカデミーに興味のある若い選手たちのために、2024年には東京、神奈川、千葉、埼玉でキャンプセレクションが開催されます。詳しい情報や参加申込は公式ホームページおよびアカデミーのInstagramで確認できます。

ジャパンツアーの計画

また、レアル・ソシエダのトップチームによる日本での試合、「ジャパンツアー」の計画も進行中です。具体的な対戦相手や日程については現在調整中ですが、ファンや特に子供たちにとって、サッカーの楽しさや魅力に触れる貴重な機会となるでしょう。

代表者たちの想い

発表会では、安田氏が「サッカーを通じて夢を持つ少年少女に何かを届けたい」と語り、レアル・ソシエダとの出会いがこのプロジェクトへの大きな原動力になったと述べました。

一方、レアル・ソシエダのジョキン会長は、日本におけるこの取り組みを「家族」と例え、両者の共通の目的に向かって一緒に歩んでいく意志を示しました。