サイリーグホールディングスが三輪信雄氏をエグゼクティブアドバイザーに迎える
サイバーセキュリティ業界において、注目すべき発表がありました。サイリーグホールディングス株式会社(以下、サイリーグHD)は、2025年5月20日より三輪信雄氏をエグゼクティブ・アドバイザーに迎えることを正式に発表しました。三輪氏はS&J株式会社の代表取締役社長であり、業界内で幅広い経験を持っています。
三輪信雄氏の経歴
三輪氏は1995年に株式会社ラックの代表として日本の情報セキュリティビジネスの道を切り開いてきました。その後も情報セキュリティ業界のリーダーとしての役割を果たし、S&Jコンサルティング株式会社の設立にも関与しました。彼は、総務省最高情報セキュリティアドバイザーや神奈川県警サイバー犯罪捜査顧問など、重要なポジションを歴任し、ITセキュリティと物理セキュリティに精通しています。
エグゼクティブ・アドバイザーとして、三輪氏はサイリーグHDの経営チームと密に連携し、セキュリティ関連の新サービス開発や業界動向に関する提言などを行います。その知見は、同社のサイバーセキュリティ事業をさらに推進し、顧客と社会に対して価値を創出することが期待されています。
サイバーセキュリティ事業の重要性
デジタル化が急速に進む現代社会では、サイバーセキュリティはますます重要な課題となっています。国家レベルのサイバー攻撃や生成AIを悪用した攻撃が増加する中、企業や組織は、サイバー攻撃に対する耐性(サイバーレジリエンス)の向上が求められています。
三輪氏は、「サイリーグHDの使命は、日本の企業や組織のサイバーセキュリティを高めることです。安心してデジタルトランスフォーメーションに取り組める環境を作るために、アドバイザーとして尽力していきます」と述べています。この言葉からも、彼の覚悟と責任感が伺えます。
イー・ガーディアングループとの連携
サイリーグHDは、イー・ガーディアン株式会社と同じチェンジグループに所属しています。イー・ガーディアンは、ネットセキュリティの分野で広範なサービスを提供しており、国内外で強力な体制を整えています。両社の連携は、サイバーセキュリティ業界のさらなる発展に寄与することでしょう。
今後の展望
サイリーグホールディングスは、三輪氏の豊かな経験と知見を活かし、今後のセキュリティ戦略を強化していく考えです。M&Aや業務提携、自社サービスの開発を進めることで、ITインフラやネットワークの安全性を確保し、企業の成長を支えることを目指しています。また、サイバーセキュリティ人材の育成にも力を入れ、社会全体の安全なデジタル環境を実現することを目指しています。
サイリーグHDは今後とも、イー・ガーディアングループと共にサイバーセキュリティ事業を推進し、その使命「We Guard All」の実現に向けて努力を続けます。日本社会のセキュリティ課題に立ち向かい、安心してデジタル社会に接することができるよう、貢献していく姿勢が印象的です。