子どもの成長を支える新しいマジック教室
新型コロナウイルスの影響でおうち時間が増える中、子どもたちの集中力や考える力を養う新しいオンライン授業「MECE+(ミーシープラス)」が始まりました。このプログラムはテクニックだけでなく、思考力やソーシャルスキルを育むことを目的にしています。
MECE+とは?
このスクール名「MECE」は、「モレなく、ダブりなく考える」というロジックフレームワークを基にしています。子どもたちに「考える楽しさ」や「知識が増える喜び」を体感させることで、自然と論理的思考や社会的技能を身につけてもらうことを目指しています。
ロジカルシンキングの重要性
ロジカルシンキング、つまり論理的な思考能力は、物事を整理し矛盾なく考えるための技術です。この力が育つことで、自分の意見を明確にし他者にも分かりやすく伝えることができるようになります。子どもたちが将来、社会で通用する力となるでしょう。
ソーシャルスキルの育成
一方、ソーシャルスキルは人間関係を築くために必要な能力の総称です。特にコミュニケーション能力は社会で大変重要とされ、海外では雇用市場でも注目されています。MECE+では、マジックを通じてこのスキルを自然に培う環境が整っています。
マジックの利点
多くの子どもがマジックに夢中になる理由の一つは、それが高いコミュニケーション能力を育てるという研究結果です。興味深いことに、東京大学や京都大学などの著名な大学では、マジックを趣味とする学生が多く見受けられます。また、彼らが参加する「奇術研究会」も人気です。
マジックとMECEの関係
マジックは非常に論理的なアプローチが求められます。それぞれの技やセリフ、道具の確認は、何気ないように見えて実は意味があるのです。このプロセスを通じて、マジックを披露すると、必然的に観客とのコミュニケーションが生まれます。したがって、子どもたちは楽しい体験を通じて、論理思考とコミュニケーション能力を育むことができるのです。
海外の事例
海外の大学では、就職活動や面接対策の一環として、マジックを授業に取り入れるところもあります。英国王室のチャールズ皇太子も、教育プログラムにマジックを含めていたという興味深い情報もあります。彼はロンドンのマジックサークルのゴールドスターメンバーにも認定されています。
MECE+の詳細
MECE+の授業は、2020年11月27日から開始予定で、月額4980円(税込)で提供されます。対象年齢は5歳から12歳まで。無料体験も実施中なので、興味のある方はぜひ公式HPをチェックしてみてください:
MECE+公式HP。
監修者HARAの実績
今回のプログラムは、イリュージョニストのHARA氏が監修しています。HARA氏は世界マジック大会で2度の優勝を果たした経歴を持ち、各国でのテレビ番組やライブパフォーマンスで活躍しています。彼の独自のメソッドは、子どもたちにとっても新しい発見があることでしょう。
このMECE+の授業を通じて、楽しみながら論理的思考と社会的スキルを短期間で高めていくことが期待されています。