ZAIKOが新しい方向性を打ち出す
2024年9月、ZAIKO株式会社は元ワーナーミュージック・ジャパン代表取締役COOの島田和大氏を最高執行責任者(COO)に任命しました。この人事は、コロナ禍を経て成長を遂げつつある日本のライブエンターテインメント業界において、同社がさらなる発展を遂げるための大きな一歩とされています。
ZAIKOは、テクノロジーを駆使してデジタル化を推進し、D2F(Direct to Fan)モデルに基づいた最先端のソリューションを提供することに注力しています。音楽、アニメ、ゲーム、スポーツなど様々な分野のライブコンテンツを世界中のファンに届けることを目指しており、IPやコンテンツを保有する多様な業界のパートナーと連携することで、新たな価値を提供し、エンターテインメントの世界を広げることに力を入れています。
島田和大氏の意気込み
新たにCOOに就任した島田氏は、「多様なコンテンツのIPをベースに、グローバルな成長が期待されるライブエンターテインメントの分野での挑戦に非常にワクワクしています」と述べました。彼は、インバウンド需要だけでなくアウトバウンド需要にも応えるための強力なソリューションを提供し、世界中のお客様に豊かな体験を提供することを目指しています。
島田氏の経歴
島田氏は1996年にロンドン・スクール・オブ・エコノミクスを卒業後、三菱商事に入社しました。その後、2010年にはユニバーサルミュージックで執行役員としてデジタルビジネスやコマーシャルアフェアーズを担当。2020年にはアマゾンミュージック・ジャパンのディレクターに就任し、2022年からはワーナーミュージック・ジャパンのCOOとして活躍してきました。
新たな挑戦の場として選ばれたZAIKOでは、彼の豊富な経験を生かし、ライブエンターテインメントの未来をさらに切り開いていくことが期待されています。
ZAIKO株式会社の概要
ZAIKOは、東京都港区に本社を構えており、電子チケット販売プラットフォーム「ZAIKO」の運営を行っています。2020年からはライブ配信付き電子チケットサービスも展開し、これまでに4万件を超えるイベントの開催をサポートしてきました。このような実績は、アーティストとファンが直接繋がることをコンセプトにした同社の理念を示すものです。
いまZAIKOは、新しい管理体制のもと、より多くのファンに向けた価値あるサービスを提供することを目指しています。これからの展開に期待が高まります。