三井不動産リアルティが新たなイノベーションプログラム「AssetX」を立ち上げ
三井不動産リアルティ株式会社は、2025年を見据え、オープンイノベーションプログラム「AssetX」をスタートさせました。このプログラムは、スタートアップ企業との連携を通じて、新しい価値創造を促進し、暮らしの再定義を目指しています。
プログラム概要
本日から受付が開始される「AssetX」では、三井不動産リアルティが所有する約16,000カ所の駐車場「三井のリパーク」に対し、新しいアイデアを提案できるスタートアップ企業を募集します。候補企業には、駐車場を地域の交流や生活を支える「まちの駅」として機能させるための革新的なソリューションが求められます。
このプログラムの特長は、具体的なアセットとして都市部にある社員寮跡地などの実証フィールドを提供していることです。このフィールドを基に、スタートアップは自らのプロダクトを試し、実証を行うことができます。
共創の実現に向けたサポート
三井不動産リアルティは、単に実証フィールドを提供するだけでなく、その後の事業化に向けた伴走体制も整えています。業界での豊富な経験を持つ三井不動産が、実証から実際の事業展開まで、全面的にバックアップします。この深い協力体制により、スタートアップ企業は確実に市場に近づくことができます。
フレキシブルな条件
興味深いのは、既存プロダクトがまだ完成していなくても応募可能な点です。これは、アイデアを持ち合わせた企業に対し、柔軟に支援する姿勢を示しています。実証費用についても、参加企業との個別協議で決定されるため、経済的な負担でも参加しやすい制度が整っています。
今後のスケジュール
「AssetX」における応募の締切は2025年11月21日(金)の18:00まで。選抜結果は12月5日(金)の予定で、ピッチイベントは12月16日(火)16:00から日本橋で行われます。この機会を通じて、多くのスタートアップが新たな未来を共に創造するステージに立つことが期待されます。
参加方法と詳細
プログラム参加を希望される企業は、以下のリンク参照の上、詳細情報を確認してください。応募ページへのリンク:
詳細・応募
このように、三井不動産リアルティの「AssetX」は、スタートアップとのコラボレーションを通じて、革新的なアイデアが地域社会に新たな価値を生み出すことを狙っています。スタートアップ企業が持つポテンシャルを活かし、未来を共に築くこのプログラムが、今後どのような成果を上げていくのか非常に楽しみです。