建設現場のイメージを変える新たな取り組み
株式会社創伸建設は、パン屋どんぐりとの異業種コラボレーションプロジェクトを発表しました。この取り組みは、従来の建設現場に対する負のイメージを払拭し、業界の魅力を再発見することを目的としています。1990年に設立された創伸建設は、道内の建設事業を30年以上にわたり担ってきましたが、近年深刻な人手不足に直面しています。人々が建設業界に抱く「きつい、危険、汚い」という印象を覆し、現場をより身近なものにするために、この新しいプロジェクトに挑むことになりました。
プロジェクトの具体的な目標
本プロジェクトには、以下の3つの主な目的があります。
1.
冷凍パン自動販売機の設置
自動販売機を設置することで、一般の人々が建設現場を訪れやすくし、建設現場のポジティブなイメージを広めます。これにより、現場を身近に感じてもらうことができます。
2.
フードロス削減への貢献
パン屋どんぐりが閉店後に余った商品を、自動販売機で冷凍保存し提供します。これにより、食品廃棄物を減らすことができ、さらには美味しいパンを必要な人々に届ける手助けをします。
3.
従業員の働きやすさの向上
現場で働く従事者が美味しくて健康的なパンを手軽に購入できるようにし、より快適な労働環境を作り出します。パンは調理済みの食品であり、冷凍しても品質が保たれます。また、現場事務所には電子レンジが設置されるため、温めて食べることも可能です。
商品ラインナップと価格
自動販売機では、様々なパンを組み合わせた「もったいないBOX」を販売します。このBOXには2つのタイプがあり、いずれも500円で購入できるお得なセットです。
- - パン3個入り(ランダムに選択)
- - どんぐりの人気商品、ちくわパン3個入り
この取り組みは、フードロスの削減だけではなく、多様なニーズに応える商品ラインナップを提供します。
プロジェクトの設置場所と時期
この新しい自動販売機は、札幌市中央区南1条西27丁目にある仮称「マルヤマビルプロジェクト」の現場敷地内に設置されます。導入時期は2022年8月中旬から2023年3月末を予定しています。
株式会社創伸建設について
動および民間の建築工事に関わる株式会社創伸建設は、企画提案、設計、施工を手がけています。代表は岡田吉伸氏で、札幌市豊平区に本社を構えています。同社の公式サイトにアクセスすれば、さらに詳細な情報が得られます。
創伸建設の公式サイト
このプロジェクトは、建設現場への一般の関心を高め、建設業界に新たな風を吹き込むことを目指しています。今後の展開に期待が寄せられています。