学校法人東京女子医科大学とクラウドワークフロー「kickflow」の導入
クラウドワークフローの進化系として注目されている「kickflow」。この度、東京女子医科大学がこのシステムを導入し、全学および附属病院内での効率化を図ることとなりました。実に6000人の職員が関わるこのプロジェクトは、いかにして進められたのか、またその成果はどのようなものであるのか、詳しく見ていきましょう。
導入の背景と課題
東京女子医科大学では、これまで紙を使った申請や承認の運用が主流でした。しかし、これは煩雑であり、申請書の所在確認に時間がかかることや、承認が遅れる事例が頻発していました。さらに、以前のワークフロー導入プロジェクトは、複雑な承認経路の実現ができずに頓挫してしまった過去があります。そこで、より包括的かつ段階的な運用設計が求められました。
「kickflow」を選んだ理由
「kickflow」は、各部署が自由にワークフローを作成できる柔軟性があり、複雑な承認ステップも実現可能な機能を持っています。さらに、直感的に使えるUIが特徴であり、誰でもすぐに習得できる操作性も大きな魅力でした。これにより、各部署が独自のワークフローを構築することが可能になりました。
導入による効果
「kickflow」の導入後、各部署は自発的にワークフローの作成を進めており、ペーパーレス化が徐々に全学に浸透しています。簡易的な申請や届出からスタートした利用は、利用範囲が拡大し、各部門での運用が活発化しています。特に、承認スピードの向上やコメント機能の活用によって、決裁に関する議論が活発化し、効率性が格段に向上しました。
まとめ
東京女子医科大学が「kickflow」を導入したことは、単なる業務の効率化だけにとどまりません。紙の文化から脱却し、クラウド型のシステムに移行することで、新たな業務スタイルが確立されつつあります。今後、他の教育機関や医療機関にもその影響が広がることが期待されます。日本の教育現場におけるデジタル変革の先駆けとして、東京女子医科大学は注目を集めています。公式サイトでは、さらに詳しい導入事例が紹介されていますので、興味のある方はぜひご覧ください。
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