韓国製氷機ブランドICEVANの海外展開
韓国の株式会社コリアナカジョウ(Korea Nakajo)は、製氷機ブランド「ICEVAN」を展開し、海外市場での営業活動を本格的に開始しました。これを受けて、カフェや無人店舗向けのニーズが高まる中、ICEVANの問い合わせが増えてきています。特に、2025年の12月を目指し、世界20か国以上への製品展開を計画していることが注目を集めています。
海外市場における製氷機ニーズの増加
最近、海外ではセルフサービス型のカフェや無人店舗が増加しており、安定した氷供給と高い衛生基準が求められています。特に限られたスペースに適応できる製氷機が重要です。これを受けてコリアナカジョウは、製品の仕様を海外市場に最適化し、充実した供給体制を整えてきました。
ICEVANブランドの特長
ICEVANは、カフェ向けに設計されたナゲット型製氷ディスペンサー、角氷用スクープ式製氷機、そして雪花かき氷機から構成されています。特に、衛生面では自動乾燥機能とUV殺菌機能が搭載されており、安心して使用できる環境を提供します。また、省スペース設計により、小規模な店舗でも取り入れやすいのが特長です。特に雪花かき氷機は、ミルクアイスを微細な結晶状にすることで、海外でも高評価を得ています。
国際認証と安全性の確保
コリアナカジョウは、2000年に設立以来、技術革新型中小企業認証「Inno-Biz」やISO 9001・ISO 14001の取得を通じて、品質と安全に関わる国際基準をクリアしています。また、CEやCB、ETLなどの国際認証を取得し、環境保護及び安全性に目を向けた取り組みが評価されています。
生産体制とアフターサービスの強化
同社は、スマート製造システムを導入し、総面積6,700m2の生産インフラを築いています。専門の研究開発部署「Prime_3Con Lab」による連携した生産体制で、安定した供給を実現。また、韓国全域にアフターサービスのネットワークを設け、迅速な対応が可能です。
輸出実績と今後の展望
コリアナカジョウは2023年に「200万ドル輸出の塔」、2024年には「300万ドル輸出の塔」を受賞するなど、急速にグローバル市場での実績を積み上げてきました。現在、英国、スイス、イタリア、トルコ、日本、中国、タイ、UAE、カナダ、メキシコ、チリ、パナマなど、様々な国でパートナーシップを拡大しています。今後は、既存市場の深化と新たな国への展開を進め、ICEVANブランドの国際的成長を目指します。
代表のコメント
代表取締役チェ・ジョンムンは「国際認証による技術力と衛生、安全を重視した製品展開により、海外市場でも信頼されるブランドとなってきました。ICEVANが選ばれる製品となるよう、さらなる努力を続けます」と述べています。
会社概要
- - 法人名:株式会社コリアナカジョウ(Korea Nakajo)
- - 代表者:チェ・ジョンムン
- - 所在地:大韓民国 京畿道 金浦市 大串面 龍頭路65
- - 事業内容:製氷機・かき氷機の製造および販売
- - URL:ICEVAN
ICEVANは、今後の成長が期待される製氷機市場で、その存在感を一層高めていくことでしょう。