第1回ニューロダイバーシティアワードの開催
B Lab(所長 石戸 奈々子)による第1回ニューロダイバーシティアワードがいよいよ始まります。本アワードは、ニューロダイバーシティの理解を深め、誰もが自分の「ちから」を発揮できる社会を築くことを目的としています。ニューロダイバーシティは、脳の多様性を尊重する概念であり、我々は個人の特徴を生かすことで新たな創造性を引き出し、社会全体の発展につなげていくことを目指しています。
ニューロダイバーシティアワードの意義
ニューロダイバーシティに対する理解は、現在の著しい社会の変化において極めて重要なテーマとなっています。さまざまな背景を持つ人々がそれぞれの強みを活かすことで、新しい価値が生まれ、持続可能な社会の構築に寄与することができます。このアワードでは、特に顕著な成果をあげたプロジェクトやアイデアに焦点を当て、表彰することによってより多くの人々にニューロダイバーシティの重要性を伝え、参与を促します。
募集部門と応募方法
アワードには以下の三つの部門があります:
- - 研究開発部門:ニューロダイバーシティに関連した先端的な研究や技術をご応募いただけます。
- - 社会実装部門:実際に社会において成果を挙げている技術、プロダクト、イベントなどを対象にしています。
- - 企画部門:普及啓発に役立つ企画やアイデアの募集も行っています。
応募はオンラインで受け付けており、締切は2024年9月29日(日)です。応募フォームに必要情報を記入し、関連資料を添付する形で行います。詳細は
こちらのWEBサイトでご確認ください。
ニューロダイバーシティプロジェクトについて
時代の中で生きづらさを感じている人々が多くいます。社会との関係がうまくいかないこと、居場所を失うことなど、さまざまな苦しみを抱える人々があります。このような問題の背景には、脳の多様性があることが明らかになっています。ニューロダイバーシティの理念は、個々の特性を尊重し、適切な環境を提供することで、従来の「弱み」を「強み」に変える可能性を秘めています。この取り組みを通じて、私たちはもっと多様な人々がそれぞれの場所で自分らしい力を発揮できる社会の実現を目指しています。
B Labの目的とビジョン
B Labは「Beyond, Borderless, Breakthrough」の頭文字を取った組織で、世界中の大学、研究所、地域の人材を結びつける参加型プラットフォームを提供しています。テクノロジーの進化や社会課題の解決に寄与することを目指し、誰もが研究者としての役割を果たすことができる環境を整えています。私たちのプラットフォームは、共創を重視し、アイデアや技術、人材をマッチングさせ、小さな創造が大きな価値を生み出す未来をともに作り出すことを目指しています。
まとめ
第1回ニューロダイバーシティアワードは、このようにニューロダイバーシティの重要性を広く理解してもらい、実際の社会実装を進める絶好の機会です。多様な発想やプロジェクトにぜひご応募いただき、自分自身の特性を大切にしながら新しい価値の創出に貢献してみませんか?詳しい情報はアワードの公式サイトで確認してください。