谷﨑一心の個展「FEEL」がルーフギャラリーで開催
2025年11月7日から12月7日まで、東京都渋谷区のLURF GALLERYにて、アーティストの谷﨑一心による個展「FEEL」が開催されます。この展示では、彼の絵画作品を通じて、風景や渦、さらには生命の存在について探求する新たな視点を提供しています。
谷﨑一心の世界観
谷﨑一心は、「生命のエネルギーや循環」をテーマにし、色彩とテクスチャを組み合わせた渦を描くことで、生命の根源的なエネルギーを表現してきました。彼の作品は、現実の風景と抽象表現を融合させ、観る者に多様な解釈を促します。
本展の特徴は、風景と渦という二つの視点が交差し、抽象と具象が共存する点です。渦自体には意味や意図は存在せず、ただその形や色合いが自然界にあるように、観る者の意識が働くことで、私たちは意味や価値を見出していくのです。谷﨑は、そのプロセスの中で、存在と意識の関係についての問いを投げかけています。
彼が手がけた作品の数々は、さまざまな色や形、そして繊細なテクスチャを生み出しており、観る者をそのままの存在と意識の境界線へと導きます。それは、私たちの生活、自然、宇宙といった広範なテーマを内包しており、観賞を通じて自らの経験に結びつけることができます。
展示の詳細
今回の個展は、LURF GALLERYの1階と2階で行われ、日々11時から19時までオープンしています。オープニングレセプションは、2025年11月7日金曜日の18時から20時までの間に開催され、入場は無料で、事前の予約も不要です。谷﨑自身もその時間中在廊する予定ですので、直接彼の作品に触れ合い、話を聞く貴重なチャンスです。
展示会中には、「Yellow Iris」や「Forest」など、渦をモチーフにした油彩作品が多数展示されます。これらの作品は、谷﨑が培ってきた渦へのアプローチを体現しており、観る者に新たな感覚をもたらします。
アーティストのプロフィール
谷﨑一心は1974年に福岡県に生まれ、2000年初頭から自然風景や渦を題材に作家活動を展開しています。これまでにもいくつかの個展やグループ展で彼の作品が紹介されており、国内外から高い評価を受けています。アートの世界において、彼は独自のスタイルと視点を確立し、常に新たな表現を探求し続けています。
LURF GALLERYについて
ルーフギャラリーは、現代美術における新たな潮流を提唱する場として、2022年に代官山で設立されました。アーティストたちが各々のスタイルで、現代社会の日常や内面を鋭く表現することを目的としており、国際的な視点から多様なアート表現を支えています。営業時間は不定休ですが、公式サイトやインスタグラムで最新情報を入手できます。
この特別な機会をお見逃しなく、谷﨑一心の世界観を直接体験してみてください。新たなアートの発見があなたを待っています。