ミャンマーの人道支援
2025-12-01 13:01:25

ミャンマーラカイン州の人道支援プロジェクト始動、初めての米輸送成功

ミャンマーラカイン州への人道支援が始動


国際非政府組織 PEACE.(以下、ingo PEACE.)は、ミャンマー連邦共和国のラカイン州で進行中の深刻な食糧問題に対処するため、2025年までの人道支援プロジェクト「Humanitarian Support Project for Muslim Community in Rakhine State」を立ち上げました。このプロジェクトは、イスラム教地域問題の解決を目指す新たな国際連帯の取り組みであり、今後宗教界の道徳的指導者たちへ広く呼びかけが行われることとなっています。

初めての米輸送


2025年11月14日、プロジェクトの一環として、ラカイン州北部にあるイスラム教地区への食糧輸送が成功し、約40,000食分の主食であるお米が届けられました。この地域では特に女性や子ども、高齢者が慢性的な栄養不足に苦しんでおり、住民の多くが「一日の食事すら確保できない」といった厳しい現実に直面しています。

「私たちは長い間お米を口にできなかった。再び食べられる日を待っていました」と住民の声が寄せられています。ingo PEACE.は、支援活動を通じて「命をつなぐ支援」を行うことを目指しています。

国際連帯の重要性


プロジェクトのスタートにあたり、ローマ・カトリック教会のレオ14世教皇は声明を発表し、ミャンマーにおける宗教的分断を超えることの重要性を強調しました。教皇は「皆が平和のために祈ってほしい」と求め、国際社会への支援の提供を強く訴えました。このメッセージは、宗教間の対話を通じた平和の構築という本プロジェクトの意義と一致しています。

また、インドネシアの道徳的指導者マルスディ博士からも賛同が得られ、今後の具体的な協働を話し合う会議が開催される予定です。宗教を超えた共感のためにも、ingo PEACE.は国際連携を強化管理します。

アメリカの支援団体との連携


さらに、アメリカに拠点を置くGlobal Sync Foundationもプロジェクトに正式参画しました。この団体は、宗教や文化の違いを超えて世界各地で人道支援を行ってきた実績を持っています。今回の参画が、宗教的対立の影響を受けるラカイン州での支援の道を開く一歩となりました。

世界人道支援推進機構の設立


また、今回新たに「世界人道支援推進機構」が設立され、初代代表としてingo PEACE.の前代表理事、クー・リャン・カムが就任しました。この機関はミャンマーの経済復興を目指すプロジェクトを推進し、地域の再建に向けた活動を展開していくことでしょう。

まとめ


現在、宗教間の融和と連携が求められている中、ミャンマーのラカイン州に向けた人道支援プロジェクトは、実際に信仰を超えた国際連帯を実現するための大きな試みです。ingo PEACE.とその国際的パートナーは、人々の尊厳と共生を実現する社会の構築に向けて、今後も努力を続けていきます。それにより、多くの命が守られていくことを期待しましょう。


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会社情報

会社名
一般財団法人International Non-governmental Organization PEACE.
住所
東京都千代田区丸の内1-8-3丸の内トラストタワー本館20階
電話番号
03-5288-5628

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