第10回 NTTグループサステナビリティカンファレンスで優れた施策が表彰される

第10回 NTTグループサステナビリティカンファレンス表彰式の開催

2023年に開催された第10回「NTTグループサステナビリティカンファレンス表彰式」では、サステナビリティの向上に寄与した革新的な施策が表彰されました。島田社長は、「サステナビリティをビジネスの軸にしていくことが重要」と強調し、企業が持続可能な未来に向けて取り組む姿勢を示しました。

最優秀賞施策一覧

当日は、以下の6つの施策が最優秀賞に選ばれ、各施策の担当者によるプレゼンテーションが行われました。これにより、NTTグループ各社の幹部によってMVPも選出されました。

1. 地産地消によるカーボンニュートラル化
施策名 :「エネルギー自給自足の新たな形」
担当会社 : 株式会社NTTデータ（沖縄）
説明 : 沖縄における地元エネルギー企業との連携により、太陽光と風力を利用したカーボンニュートラルな施設運営が実現しました。

2. ドローンを活用した医療用品のサプライチェーン
施策名 :「Take off with sustainability」
担当会社 : NTT DATA Business Solutions（マラウイ）
説明 : ドローンを使って、医療用品の迅速な配送システムを構築し、地域における医療アクセスを向上させました。

3. 漁業のDX化支援
施策名 :「漁業DXと鮮度可視化によるサステナブルな漁業支援の実現」
担当会社 : 株式会社NTT東日本‐南関東（千葉）
説明 : IoTにより漁の鮮度を可視化し、漁業者の所得向上を目指す取り組みが評価されました。

4. 最適在庫予測による医薬調達システムの実現
施策名 :「Predictive Medication Procurement」
担当会社 : NTT Nihilent, NTT Innov Lab Isr Predictive（イスラエル）
説明 : 医薬品使用率を分析し、廃棄を防ぐシステムを構築。

5. 森林・林業のDX化
施策名 :「森林・林業DXによるカーボンニュートラル社会の実現」
担当会社 : 西日本電信電話株式会社（宮崎）
説明 : ドローン技術を駆使し、森林管理に革新をもたらしました。

6. AIによるリサイクルパークの利便性向上
施策名 :「Smart Recycling at Scale」
担当会社 : NTT Ltd（ベルギー）
説明 : AIを用いたごみの回収システムで、環境負荷を軽減しながらリサイクルの効率を向上させました。

結論

島田社長は、交流を通じて企業の取り組みを広めることの重要性を再確認し、持続可能な未来への責任を果たす意義を強調しました。当日の内容は、企業がどのようにして環境課題に取り組んでいるのかの一端を示し、今後のビジネスにおけるサステナビリティの重要性を再認識させるものでした。NTTグループによるこの取り組みは、他の企業にも良い影響を与えることが期待されます。